2月3日 杉野 真実

ポトリと落とすとじゅわっと広がる、黒い輪。
勢いよく振ると、ほとばしる黒点。

時に繊細に、時に豪快に。
書道は墨という黒一色の線が織りなす、無限の表現力を秘めています。

祖母が書道家である影響で、書道を4歳から始めて20数年続けていますが、
一度として同じ作品を書いたことはありません。

最初は正座で足がしびれ、早く書いて遊びに行きたいという気持ちでしたが、
小学生になって、漢字にも平仮名にも、その昔、文字にした人の思い、ルーツがあるとわかり、
どうしたらそれを表現できるだろうと、心踊る時間になりました。
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私の大好きな漢字「進」は、鳥が飛んでいく様を表しているそうです。
色々な鳥、様々な飛び方・・を表現しようとしています。
中には、利き手でない左手で書いたものもあります。

書道は、一度書いたら、修正のできない、一発勝負です。
もう少し丁寧に筆を滑らせればよかった、
縦横のバランスを間違えてしまった、など書き終わってから反省することが多々。
でも、その気持ちが次の作品をより良くしてくれる鍵だと信じ、
また新たに一筆・・・。

深呼吸をして入ってくる墨の香りに癒され、
自分と向き合う大切な時間を、これからも続けていこうと思います。

夢は、いつか、書道ガールズのように、音楽に合わせて踊りながら大きな作品を書くこと!
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写真は2017年の書初めです。
日本テレビの新年行事として袴姿で書き、今年で3回目となります。
今年の日本テレビを表す漢字1文字として「連」を書かせて頂きました。