9月8日 中野 謙吾

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今年で父親になって11年が経つ。
25歳の時、社会人として少し慣れてきて、ようやく大人の仲間入りをし始めた。そんな時期に長女は生まれた。


自分の事も完璧でないのに子供を育てるなんて大丈夫だろうか。そんな不安もあった。
でも、生まれてきたばかりの娘の小さくて紅葉みたいな真っ赤な手が自分の指を握った瞬間
「あぁ、父親になったんだ。この子を守らなきゃ」
そう強く思ったのを今でも覚えている。


若かった自分にとって子育てはわからない事だらけ、また我慢の連続だった。
行きたいところに行けない、友達にも会えない。たくさんの我慢があった。
でも、子供に費やした時間が多ければ多いほど、子供は自分を愛してくれる。そんな風にも感じる。
夜寝ている時に怖い夢を見た娘が、妻ではなく自分の布団に飛び込んできた時は、少し嬉しかった。
そんな小さな幸せが自分にとっての頑張れる力になっている。


育児とは育自。どこかの本に書いてあった。子供を育てる事で自分も成長できる。まさにその通りだと思う。


36歳。父親になって11年。あと1年半で長女は中学生になる。
いつまで自分と一緒に遊んでくれるだろう。いつまで一緒に出かけてくれるだろう。成長していく娘を見てたまに考える。そしてちょっと不安にもなる。


でも、昨日の夜も、子供は怖い夢をみたらしい。気が付いたら僕の布団に娘二人は潜り込んでいた。
この調子だと、もう少し一緒に遊んでもらえそうだ。
まだまだ「育児=育自」を楽しもう。
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