3月17日 久野 静香

東京で一人暮らしを始めて、9年目を迎えようとしています。
大学1年生、東京に出てきたばかりの頃は、新たな発見、驚きに満ち溢れていました。
異常なまでの満員電車の密度。
少し歩けばコンビニや駅がある便利さ。
特に、渋谷のスクランブル交差点の人の多さは衝撃で、
初めて渡るときはかなりの時間を要しました。
 
そんな東京暮らしで一番辛かったのは、
やはり灯りのついていない家に帰ること。
「おかえり」と声をかけてくれる家族がいるという実家のありがたみ、
出てみて初めて気づきました。
 
しかし!
その寂しさを紛らわす術を、この8年間で身につけました。
 
それは、観葉植物!!!
机におけるような小さなサイズなのですが、
生きているものがそこにあると思うと、ほっと心が和みます。
水をやり、少しずつ成長していく姿を見守るのが、今の密かな楽しみになっています。
写真のように、新しい葉が誕生した時の喜びときたら...
「うわぁ〜〜」と、一人で声を上げてしまう程です。
 

  
私が育てているのは、"ガジュマル"という観葉植物。
お店の店員さんに、
「"幸せを呼ぶ木"や"幸せを見守る木"と呼ばれているんですよ」
と言われ、即決で購入!!
いつか、このガジュマルに見守ってもらえるような幸せがやってくるといいな。
と願っています。