11月22日 佐藤 真知子

396件

 

携帯のメモの数。

 

人と比べて多いのか、少ないのか、分からない。

 

紙のメモ帳に手書きで書く方が、趣があって絶対に良い。

そう分かってはいるが、

やはり携帯にパパッと打つ方が、簡単で楽ちんなのだ。

 

人に見せるほどのものでも無いし、

明日携帯が謎のエラーを起こして全部消えたとしても、別にさほど悔しくもない。

 

でもこの396件は、

何故か消せない、ちょっとした宝物。

 

ちなみに、最初のメモは2016年1月27日。

「ラベンダーオールミルクキャラメルソース」

 

きっとあのコーヒーショップのおすすめカスタマイズだろう。

 

こんな調子で

TODOリスト、作りたい料理、見たい映画、

上司へのメールの下書き、覚えられないパスワードなど、

日常のメモとして使っているのだが、

 

中には、仕事柄?

感動した言葉や、好きなフレーズ、

あるいは、その時感じたことを日記感覚でバーッと書き連ねる。

 

「静かに感動:騒がずに、心を使って、言葉をしっかりと受け止めてくれるという感じ」

(松浦弥太郎著「伝わるちから」から)

 

「みんなと同じことをやっている中で、選ばれる人になりなさい。」

(目がテン収録前の前室にて、所さんの一言)

 

「いい加減、アクセント覚えろ」

(肝心の単語が何か書いていないぞ、自分。)

 

こうやって遡ると、やっぱり消せない。ちゃんとした宝物。

 

そういうこの文章も、メモ帳に保存、っと。