真相報道バンキシャ!

ADは見た!

2012年7月 6日

「再犯と満期出所者の社会復帰」について取材した小松AD

DSC_0170 1 .jpgみなさん、初めまして。バンキシャ!新人ADの小松です。
バンキシャ!の一員になってもう4か月がたちましたが、毎日忙しく、楽しく学ばせて頂いています。
テニスと手品が好きな23歳ですが、これからもよろしくお願い致します。


私は、6月17日放送の「今週の顔」のコーナーで、再犯と満期出所者の社会復帰について取材しました。
6月10日(日曜日)、大阪ミナミで通り魔事件が発生しました。時間がたつにつれ、事件の容疑者が刑務所を満期で出所してから、わずか半月足らずで今回の事件を起こしたということが分かってきました。

どうして、これから社会復帰するはずの満期出所者が何度も犯罪に手を染めてしまうのか?

DSC_0167.jpg1人の満期出所者が取材に答えてくれることになり、私たちは秋田県へ向かいました。出迎えてくれたのは、優しそうな印象の男性でした。取材の中で、1番印象的だったのは、「再犯をしてしまうかもしれないという気持ちは今もありますか?」という私たちの質問に「無いですね。今は、住むところもあるし。仕事も探している。それも、支援してくれた方々のおかげです。」と力強く答えた姿でした。
この言葉を含めた男性のお話からは、支援してくれた方々への感謝の気持ちと、社会復帰をするつもりはあるのに犯罪を繰り返すのは、自分の居場所がない社会で一般人と同じように過ごすよりも、刑務所の方が安心する。でも、自分の居場所が出来たら刑務所よりも社会の方が自由で楽しくて希望も持てる、という期待と不安が入り交じった想いを私は感じました。実際、一人暮らしをして、ハローワークに通う男性の顔は希望に満ちているように見えました。そして、居場所がないということがこんなにも人を不安にさせるものなのかと気付かされました。

私は今回、男性への取材やリサーチを通して、多くの満期出所者が職や住居の不安を抱え、再犯者の多くが何度も犯罪を繰り返している現状を肌で感じました。そして、犯罪を起こしたり、繰り返したりしてしまう人たちの中にも、社会復帰へ向けて頑張っている人がいるということをもっと多くの方々に知ってもらいたいと感じました。その上で、この現状を打破する施策をいち早く考え出す必要があるのではないかと考えさせられました。

今回お世話になった方、放送をご覧になった方、ADは見た!を最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。

それでは、また次のADは見た!で会いましょう。