真相報道バンキシャ!

メインキャスター:福澤朗/鈴江奈々

バンづけ

養殖の研究者84人に聞いた「将来ビジネスとして期待できる"陸上養殖"の海産物」
※バンキシャ調べ

  • 1位

    トラフグ・・・33票

    栃木県のかつてスイミングスクールだったプールで、ある試みが行われました。
    トラフグの稚魚をプールに放流し、ここで育ててから、出荷するそうです。

    同じ栃木県の廃校では、教室だったところに“水槽”が!ここでもトラフグが養殖されていました!
    ここで使われているのは、海水ではなく、地下からくみ上げた温泉水。

    なぜ温泉水で、フグが養殖出来るかというと、
    実はこの地域の温泉水には、塩分が含まれていて、フグとの相性がピッタリなんだそうです。
    名付けて「温泉トラフグ」。こうしたフグの養殖は全国各地の温泉でも広がりつつあります。


  • 2位

    ウナギ・・・18票

    票が多く集まった理由の1つは、「天然ウナギの卵」の大発見!
    東大などの研究チームによって発見されました。
    どうやって卵を見つけたかと言うと・・・。
    グアム島の西およそ350キロ。
    直径3mの網で、大海原をすくうこと200回。
    その網に入ったもの全てを顕微鏡で見るという地道な作業の結果、
    ついに天然ウナギの卵を見つけたんです。

    通常、ウナギの養殖は、天然ウナギの稚魚・シラスウナギから育てていますが、
    近年乱獲などのため、そのシラスウナギが激減しているんです。

    そこで期待されるのが、ウナギを卵から養殖する完全養殖。
    そのためには、ウナギの産卵について生態の解明が
    必要不可欠だったのです。

    史上初の発見が、今後の養殖ウナギの安定供給につながる可能性もありそうです!

  • 3位

    アワビ・・・15票

    福島県新地町。一面に広がる野菜畑・・・の一画になにやらコンテナが。
    中に入ると・・・立派なアワビが!

    渡部さんは、畑の空き地を利用し、
    副業としてアワビを陸上養殖しているんです。
    地元ホテルなどに1個1000円で卸し、
    年間売り上げはおよそ30万円だとか!

  • 4位

    ヒラメ・・・13票

    スーパーでよく見る養殖ヒラメ。
    日本の養殖ヒラメの99%以上が、“陸上養殖”だとか!

  • 5位

    クエ・ナマコ・・・各12票

  • 7位

    マグロ・・・8票

  • 8位

    クルマエビ・・・7票

  • 9位

    バナメイエビ・チョウザメ・オニオコゼ・・・各6票

  • 10位

鈴江奈々の「うらバン」

今夜は、"魔法の水?"が登場しました!
なんと、一つの水槽に、淡水魚と海水魚が仲良く泳いでいる!!!
これを可能にしたのが"好適環境水"というものです。
tansui&kaisui.jpg

これは、岡山理科大学で開発されたもので、バンキシャが試飲してみると、"スポーツドリンクのような味"。
白い粉を水に溶かしたものなんですが、その粉は、魚が必要とする成分の集合体なんだそうです。

くえ、しま鯵、ふぐなど色々な魚が元気に泳いでいたそうですが、大学関係者の話では、通常の環境以上に育ちがいいんだとか。
独自に開発したこの水、現在、特許を申請中だそうです。

この岡山理科大学で今、挑戦しているのが、マグロの陸上養殖。
以前、挑戦した時は、マグロを運んだ時に傷つけてしまい失敗。
マグロは、ちょっと傷ついただけで病気になったりと、とにかくデリケート。
養殖が難しいそうなんです。

そんな中、東海大学の海洋学部では、日本初の陸上マグロの養殖に成功!!
地元企業と共同で開発したそうなんですが、その裏には、地元の名品を増やし、町おこしにつなげたいとの思いもあるそうです。
今は研究段階。これがビジネスとして成立するためには、いかに効率的に育てるか・・・
コストの壁があるそうです。

自然界の魚介類には、絶滅させないためにも漁獲規制があるものも。
日本の最先端技術が、私たちの食卓・・・
いや、世界の食卓を変える日が来るかもしれません。