台風19号

2019年10月13日 20:25

1都12県での大雨特別警報。
日本列島を縦断した台風19号は各地に甚大な被害をもたらしました。

週半ばの気象庁の異例ともいえる記者会見から
国民の危機感はかなり高まっていました。
私もできる限りの事前準備をしたものの、
台風15号のイメージが強く残っていたため、
「風」に対する意識ばかりが高まり、
「雨」に対する意識は低かったかもしれません。

9河川10カ所で決壊・氾濫が発生し深刻な被害が出ました。
まだまだ被害が広がる可能性があります。
十分に警戒してください。

そんな中でのラグビーワールドカップでのエピソード。
今日予定されていた釜石の鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで
行われる予定だったカナダ対ナミビア戦が中止となりました。
しかし、カナダ代表はそのまま釜石にとどまり、
台風の影響でたまった泥のかき出しなどのボランティアを行ったというのです。

なんて素晴らしい話でしょう。
釜石の人たち、いや、日本中の人々の心にしっかりと刻まれたことでしょう。
今大会の初勝利は幻となったカナダチームですが、これからも応援します!
ラグビーのもつ世界観、組織力、団結力が全国に広がった大会屈指のエピソードです。

さて、先ほど日本VSスコットランド戦が始まりました。
バンキシャ!スタッフルームでは喜怒哀楽が濃密に混じり合った奇声が飛び交っているため、
もうこれ以上、落ち着いてボンキシャを打つことができません。(笑)
よって、今夜はこのあたりで。

頑張れ!ニッポン!
そして、頑張れ!中野謙吾アナウンサー!

ではまた来週。

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ラグビー熱

2019年10月6日 20:34

1年前まで、私のラグビーの景色は、
ドラマ「スクール・ウォーズ」で止まっていました。
(その代わり、「イソップ」という声を聞くだけで今も涙腺が緩みます・・・)

局員時代にバラエティ番組で「タッチラグビー」を扱ったりもしましたが、
今ひとつしっくりこない自分がいました。

日テレのタレントクローク受付には随分前から
「ラグビーワールドカップまであと○○日」というカウントダウン表示がありました。
あと300日、あと200日、あと100日という表示をみても
身近に迫ってきた感じはありませんでした。

ところがどうでしょう。
日本代表がロシアに勝って、
アイルランドに勝って、
サモアに勝って、
自分の中で加速度的にラグビー熱が高まっています。
もはや発熱、いや、異常高温注意報です。

ワールドカップ直前まで放送されていた某局のラグビードラマのおかげで
ルールにも随分詳しくなり、
また、選手たちが積極的にテレビ番組に出演してくれたので
競技が一段と身近になりました。

今もなお、細かい反則は「?」なところがありますが、
そんな細かいことを超越した迫力と人間力がラグビーにあることがわかりました。

今夜のご意見番・大畑大介さんは、「ラグビーは社会の縮図」だといいます。
体のでかい人、小さい人、足の速い人、タックルのうまい人、キックのうまい人・・・。
それぞれの長所を生かし、短所を補い合って、チームとして(社会として)成長していく。
まさにチームスポーツ。
日本人のメンタリティにも実によく合っています。

私は日本の試合中、いつもより多くの日本酒を飲むようにしています。
それは(脱穀前の)お米の形がラグビーボールと同じ楕円形だからです。
しかも日本酒を飲むと顔が「桜色」になって、不思議と「勇気」がわいてくるのです。

さぁ、皆さん、日本酒の美味しい季節になりました!
たくさんお酒を飲んで身も心も「ブレイブ・ブロッサムズ」になって応援しましょう!

ではまた来週!


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MGC

2019年9月15日 20:34

最初「MGC」ときいたとき、
『ん?マジソン・スクエア・ガーデン?』かと思いました。

正式には「マラソン・グランド・チャンピオンシップ」、略して「MGC」。
(マジソン・スクエア・ガーデンは「MSG」)
東京五輪のマラソン代表を決める一発勝負の選考レースです。
タイムは一切関係なし。
1位と2位が代表に内定するという極めてシンプルなこのレース。
すっきりしない選考が多かったこれまでのマラソン界との
決別を宣言したかのようなレースなのです。


MGC、実に面白かった!
それこそ、マジソン・スクエア・ガーデンで開催されても
おかしくない興奮と感動でした!

通常、数年かけて行うフォームの改造に挑戦した神野大地選手。
あえてスタートから飛ばし続けた設楽悠太選手。
メディア的注目度は決して高くなかった中村匠吾選手の底力。
内定をもらってもなお、大学の先輩への敬意を口にした服部勇馬選手。
箱根駅伝に出場できなった悔しさをぶつけた橋本崚選手。
などなど・・・。

すべての選手がそれぞれの燃ゆる思いをぶつけた戦いでした!

3人目の内定は、これからの国内3レースでの記録次第。
現在の日本記録(2時間5分50秒)を上回れるか否かです。
MGC3位の大迫傑選手はみずからの記録を更新するべく参戦するのか?
それとも・・・?

まだまだ世界との差はあるものの、
これだけ面白い選考システムができたことで、
これからマラソンに挑戦する若者も増えるはずです。

箱根駅伝で活躍した選手が、世界に羽ばたく!
これぞ理想的陸上界です!
もはや世界のハコネです!

毎年、箱根駅伝を沿道で応援する身としては、
これからますます気持ちが入ることになりそうです。


さて、来週と再来週はラグビーワールドカップ中継のため
バンキシャ!はお休みです。
次回は10月6日です。

「秋」という字は「のぎへん」に「ファイヤー」。
さぁ、皆さん、この秋は何事にも『トライ!』です。

ではまた!


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軽減税率

2019年9月8日 19:41

10月1日からの消費税率10%に向け、
世間の困惑が広がってきました。

軽減税率。

生活に欠かせない飲み物や食料品など、
一部の税率が8%に据え置かれるというもの。

難しいのはその線引きです。

持ち帰って家で食べようと思っていたものを、
子供が『お腹空いた~。すぐに食べる~!』といって
店内で突然食べ出した場合、どうなるの?

厳密に言えば税率は10%になり、残りの2%分を払わなくてはならないのですが、
現実問題、どちらで請求するかはお店側の対応次第だといことです。

う~ん、大変だ!
消費者もお店側もかなり混乱することでしょう。
ストレスは"軽減"ならぬ、かなりの"増量"です!


私の衣装を担当している20代のスタイリストの発言。
『えっ、消費税って、昔、なかったんですか~?』
平成生まれのそのスタイリストは子供の時から、
何を買っても、もれなく消費税が上乗せされていたのです。

3%の消費税が導入されたのが平成元年。
5%になったのが平成9年。
8%になったのが平成26年。
そして、今回・・・。

平成は消費税の時代でした。
そして、新たに導入される軽減税率。

『う~ん、ラグビーのルールって、今ひとつわからないんだよな』といいつつも
テレビ中継観戦用のビールや食べ物を購入しに外に出かけ、
『う~ん、軽減税率の線引きが、今ひとつわからないんだよな』といいながら帰宅する。
これがこの秋のトレンドになりそうですね。(笑)

台風が接近しているので、今夜はこれにて・・・。

ではまた来週。

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今、中国で・・・

2019年9月1日 20:31

2014年の冬、
とある番組のロケで中国・上海およびその周辺都市を旅しました。

その日の夕食は地元の中華料理店。
どこにでもある普通の店。
そのすべてのテーブルに、とある標語が書かれたプレートが置かれていました。
その標語とは、『たのみすぎに注意しましょう!』

中国では古来、食べきれないほどの料理をテーブルに並べ、
それを余らせることが贅沢とされていました。(客人がいるときは特に)

そうした習慣をたしなめ、贅沢をやめさせるための標語なのです。
地元のコーディネーターさんにきいたところ、
習近平が中国共産党のトップになったころ(2012年)から
こうした国民の贅沢をいましめる標語が街中に増えたとのこと。

また、街中を走るタクシーの屋根には電光掲示板がついており、
『愛国・富強・勤勉・平等・・・』といったスローガンが常に流れていました。

その徹底ぶりに驚くとともに、薄ら寒いものを感じました・・・。


今夜のモクゲキシャはかなり衝撃的な内容でした。

若者に人気のラップやピアス、タトゥー、派手な色に染めたヘアスタイルの映像などが
番組や動画配信サイトから消されているという現状。

その理由は、〈社会主義の核心的な価値観〉にあっていないから。
つまり、社会主義を築く上で最も重要とする価値観にそぐわないから。

宮崎記者いわく、「中国共産党の一党支配のためには
限りがない人間の欲望を断って、個人の欲望を支配する必要がある」とのこと。

そうした支配に国民はどこまで耐えることができるのか?
そうした支配のもと醸成された国民の心はどこに向かうのか?
5年後、10年後の中国が少々、恐ろしくなってきました・・・。


最後に・・・
彼が出演するたびに必ず、『あの人は誰?』といった質問を
各方面から受けるので、ここではっきりさせておきましょう。

日本テレビ中国総局記者:宮崎紀秀。
ああ見えて生粋の日本人。
1970年生まれの49歳。
北京在住。
独身。(←是非、よろしくお願いします!と言われました)

一度見たら忘れられない宮崎記者の風貌。
これからも彼が伝える知られざる中国情報にご期待ください。

ではまた来週!

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