シダレザクラ

2019年4月21日 23:16

東京では葉桜になったソメイヨシノもこちら福島では今が見頃。
緑の山肌に淡いピンクの点描がそこかしこに広がっています。

そんなソメイヨシノの鮮やかさも素晴らしいのですが、
この頃、シダレザクラが妙に心に浸みてくるのです。

春をむかえた喜びが、あふれんばかりの枝ぶりに広がり咲き誇るかのようなソメイヨシノ。
かたやシダレザクラは春の到来に感謝をして、
薄紅色の頭を垂れておじぎをしているかのようです。
歳を重ねるごとにそんな謙虚な風情に感動するのです。

樹齢1000年以上という三春滝桜。
平安・鎌倉の世から幾多の時を重ねて令和の時代へ。
時の流れがまさに滝となって見る者にふり注いできます。
今もなお成長を続けているという"大ベテラン"の桜。
一つ一つ時を紡いできた果ての圧倒的存在感。
自分自身もかくありたいと思うのです。

バンキシャ!中継にご協力いただいた三春町の皆さん。
本当にありがとうございました!!三春の人達は"春"の陽ざしのように暖かかった!!

では、また来週。

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脱・丸刈り

2019年4月14日 19:49

野球部員数の減少が続いています。
その原因のひとつが「丸刈り」だそうです。

私は中学高校時代卓球部に所属していました。
基本的に髪型は自由でしたが、
夏場は先輩から半ば強制的に「スポーツ刈り」を命じられました。

でも「スポーツ刈り」、嫌いじゃないんです。
汗をびっしょりかいた後、気軽に頭を洗えるし、洗った頭を乾かすのも簡単。
何よりも朝、ギリギリまで寝ていても寝癖を気にすることなく
朝の準備ができるのです。

この歳になっても猛暑の時期は『スポーツ刈りにしたいなぁ』と
時々、思います。

ただ、「スポーツ刈り」や「丸刈り」は頭の形が露骨に出てしまうので、
いやがる連中も結構いましたね。


で、野球部です。
私の通っていた学校でも野球部員はもれなく「丸刈り」でした。
日に焼けた肌&丸刈り=野球部員という図式です。

それが嫌で野球部を避ける子供が増えているのも理解できます。

ちなみに卓球部員数は近頃、増加傾向です。
理由としては、
何よりも日本の卓球が強くなったこと
選手のテレビの露出が急増したこと
命に関わるような大怪我のリスクがないこと
室内競技のため日に焼けないこと(特に女子)
などがあげられます。

その結果、地区大会を一日で終わらせることができなくなり、
地域によっては学校ごとに出場人数を制限しているところもあるのです。

もちろん、野球部員の減少理由は「丸刈り」だけではありません。
子供達が選ぶことができるスポーツの選択肢が増えたことも大きいでしょう。

選択肢の多い時代です。
その子の適正にフィットした競技を選べる世の中の為には、
それを妨げる条件は排除すべきだと思います。
「脱・丸刈り」もその流れのひとつとみるべきです。
そして、髪型の選択肢もたくさんあっていいんでしょうね。

それにしても、髪型で悩めるのは若者の特権です。
もうこの歳になると、髪型よりも
頭皮に負担をかけないような配慮が優先されます。
直射日光が頭皮を痛める「丸刈り」はもってのほかなのです!
紫外線が強くなってきました。
皆さん、気をつけましょう!

ではまた来週!


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『令和』

2019年4月7日 20:45

新元号が発表されました。

菅官房長官が「令和」と書かれた額を手にしてその時を迎えました。
4月1日月曜日、午前11時41分。
私はその瞬間を自室のテレビで観ながら、
テレビ画面とその周囲の部屋の状況を含めて写真に納めました。
いつの日か『あぁ、こんな部屋で新元号発表を観ていたんだなぁ』と振り返るために。

「令和(れいわ)」

この言葉を聞いたときから、
私の頭ではエリック・クラプトンの名曲『いとしのレイラ』がリフレインしています。
実は今夜の放送中も何度か頭の中で流れていたのです。


日本語の「ら行」は外国人がとりわけ好む音なのだそうです。
ローマ字で書くと「Ra」「Ri」「Ru」「Re」「Ro」。
確かに欧米の匂いがする音です。

「令和」のイニシャルは「R」になるのでしょうか。
訪日外国人にも好まれる元号になることでしょう。


先週の「ボンキシャ!」で発表した私の予想は「永愛(えいあい)」。
見事にはずしてしましましたが、
AIの予想もすべてはずれていましたね。

そんな中、アシカのグリルちゃんは見事に「令和」を筆書きしていました!
手書きならぬ口書きです!
日々の練習の賜物です。

どんなにインターネットやAIが進化しても
新元号発表までの道のりはすべて手作業。
そして最後は「奉書紙」を使った墨書でした。
やはり肝心なことはアナログで伝えるべきだということを
再確認させていただきました。

それにしても内閣府の茂住さんはいい字を書かれますね。
「飛騨牛」の「牛」の字なんてモー最高!
モー烈に「飛騨牛」を食べたくなりました!
飛騨市の経済効果やいかに?

ではまた来週。


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新元号

2019年3月31日 20:19

昭和に生まれて、
平成で働き続け、
そして迎える新元号。

その発表まであと十数時間。
実に楽しみです!

折しも新年度。
若い頃は、新入社員がやってくることにワクワクしていたのですが、
今ではそんなときめきも無くなり、
ただサクラが満開になる時期、という程度の認識。

しかし、珍しく新年度に私、ときめいています!

新元号発表を機に、何か新しいモノを買おうかなという気持ちになっています。
メガネ?洋服?靴?
改元には購買意欲を刺激するという経済効果もあるようですね。


憲政史上初の退位に伴う新元号の発表。
専門の方をお招きして解説して頂きましたが、
どうやら、『一度も使われていない漢字に
何度か使われてきた漢字』をあわせた二文字に
なるのではないかとのこと。

カンシキではAI(人工知能)を使って予測をする会社で
ズバリ、新元号を予測していただきました。

その結果は写真にもあるように、
『歓賞(かんしょう)』
『功賛(こうさん)』
『仁愛(にんあい)』
『寛易(かんえき)』
などなど。

でも、ちょっと画数が多すぎる気もします。
あんまり画数が多いと、アシカのグリルちゃんも書きづらいしなぁ~。
でも、折角、AIに予測してもらったしなぁ~。
う~ん。
そうだ!

ズバリ、福澤、予想します!

新元号は・・・・、

『永愛』

いや~、どうですか?
やや、「愛」の画数が多いようにも感じますが、
AI予測会社に対する見事なまでの配慮がなされています。
これが30年に及ぶ社会人生活で身につけた
大人の心遣いなのです!

さぁ、どうなることやら・・・。

ではまた来週!


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イチロー選手

2019年3月24日 20:17

1時間23分にわたる引退記者会見は、
そのまま文字におこして本にしてもいいくらい
研ぎ澄まされた言葉や表現の数々でした。


インタビューには2種類あると思います。

話し手と聞き手の間に長年の交友関係や信頼関係があり、
お互いの価値観を十分に理解した上で行われるインタビュー。
時に冗談や軽口まで飛び出す展開になり、
視聴者に『あぁ、このふたり仲良しなんだなぁ』と伝わるモノ。

もうひとつは、両者の間に適度な緊張感があって、
お互いに最適な言葉や表現を探りながら、
話し手の内面が次第にあぶりだされていくインタビュー。
そこには常に、良質の"間"があり、
その"間"までもが意味を持つというモノ。

今回は後者です。


至言・金言が多々ありました。

イチロー選手が自分のことを正確に伝えたいという気持ちと
イチロー選手の内面をあぶりだしたいという記者たちの
織りなす良質な緊張感がそれを生み出したのだと思います。

『秤(はかり)は自分の中にある。秤を使いながら自分の限界をちょっと超えていく』
『遠回りをすることで本当の自分に出会える』
『アメリカでは僕は外国人ですから。人の心をおもんぱかったり、痛みがわかったり、
今までなかった自分が現れたんです』
などなど。

そのなかでもとりわけ心に響いたのが、
『自分の為にプレーすることが、ニューヨークに行った後くらいにですね、
人に喜んでもらえることが喜びに変わった』というもの。

アンパンマンの作者、故やなせたかし先生の座右の銘、
『人生は喜ばせごっこ』
私はこの言葉が大好きなんです。

それに通じる世界観をイチロー選手が口にしたのです。
「ニューヨークに行った後くらい」ということですから
西暦2012年頃ということでしょう。
シビアなファンが多いことで知られるニューヨークヤンキースに移籍してから、
彼は「人に喜んでもらえる喜び」を知ったのです。

きっとファンとの間にある良質な緊張感が
イチロー選手の人生観を変化させたのでしょう。

これは今回の記者会見にも通じるところがありそうです。


『野球のことを愛し』、
『将来は楽しい野球をやりたい』という男のこれからが楽しみで仕方がありません。

ではまた来週!
(次回は今年度最後の放送です。
新元号発表前日です!)


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