ふるさと"変"礼品

2019年2月17日 20:48

ふるさと納税の規制ルールが厳しくなります。
返礼品は『寄付額の3割以下の地場産品に限る』というもの。

このルールが盛り込まれた地方税法改正案。
総務省は6月からの施行を目指しています。


そんな中、自治体は様々な工夫を凝らしているのです。

ヒノキの加湿器や丸太!(岐阜県七宗町)
飛行機のファーストクラスで使われているお米!(新潟県阿賀町)
そして、オオグソクムシ!!(静岡県焼津市)

『オオグソクムシ』
海生甲殻類の一種で水深150メートル~600メートルの
深海底に分布する、体長10センチ~15センチの生き物。

その姿は・・・
グロテスクで気持ち悪い!
サングラスをしているようで可愛い!
メカニカルな感じが格好いい!
まさに賛否両論です。

つまり、そこに目をつけた焼津市が一番格好いい!

これまで漁師さん達は網にかかったオオグソクムシを
迷わず海に戻していたそうです。
ところが昨今の深海生物ブームで観賞用として火がつきました。
そこで焼津市ではあくまでも話題作りで返礼品に加えたとのこと。
ところが、寄付額にして120万円のヒット!
(ちなみにペットショップでは1匹約6000円で取引されています)


今の時代、何が受けるかわかりません。
田舎では当たり前のものが都会暮らしの人達に受けたり、
これまで廃棄していたものに希少性があったり。

列車が走行中滑らないように線路にまいていた砂が、
「滑らない砂」として受験生に人気が出たり、
台風が通過しても落ちなかったリンゴが
「落ちないリンゴ」として注目されたこともありました。
そもそも江戸時代にはマグロの「大トロ」は捨てていたんですから・・・。


ふるさと納税は新たなるステージに突入しました!
ここからは知恵と発想の戦いです。

これまでの"当たりまえ"が"大当たり"になるかも。
2019年下半期は思わぬヒット"変"礼品が生まれるはずです。
(まずは、新元号で注目される似た名前の自治体の返礼品に注目!)

う~ん、ニッポンは実に面白い。

また来週。


20190217.JPG

花粉症

2019年2月10日 20:18

かれこれ40年のつきあいになります。
スギ花粉症です。

それは中学3年生の春のことでした。
鼻水が止まらないのです。
いつもくしゃみが出る3秒前のような状況なのです。
医者に診てもらいました。
『最近、こういう若者が多いんだよね~』と言われました。
原因はよくわからないとも。

当時の病名は「アレルギー性鼻炎」。
まだ「花粉症」という名称がポピュラーになる前のお話です。
そう、私は時代の最先端だったのです!


この時期、ゴルフ場での仕事は最悪です。
ゴルフ場にはスギの木がいっぱい。
奴らは黄色い花粉をしこたま蓄えています。
コースに出た瞬間、鼻が蛇口になります。
パッキンが壊れた蛇口です。
鼻水ジャージャーです。

自らもプレーをしなければならないときは地獄です。
クラブをもってボールを前にして構えた途端、
ボールのそばに鼻水がポタポタ落ちるのです。
あんまり大量に落ちるので、
端から見ると、泣いているとように見えるのです。
私は開き直って、鼻水の落ちる場所で
自分の構えや頭の位置などの確認をしていました。


番組で紹介した「じゃばら」。
花粉症のアレルギーを抑える「ナリルチン」という成分が
多く含まれています。
和歌山県北山村に自生していた植物の実で、
『邪(じゃ)』を『払う』と書くそうです。
これを食べれば、私の花粉症も、
邪(よこしま)な心も退治してくれそうです。

じゃばらの実を3つ頂きました!
大きさはゆずくらい。
よし、この種を植えて我が家でじゃばらを育てよう!
そして、10年後、じゃばら農家として、小銭を稼ごう!
そして、花粉症に悩むテレビ局員にじゃばらをプレゼントして
いっぱい仕事を貰おう!

うわっ!何て邪(よこしま)な男だ!
だめだこりゃ。

また来週。

(※ちなみにじゃばらの実には種がほとんど無いとのこと。
がっかり・・・)
20190210.JPG


コツメカワウソ

2019年2月3日 20:14


空前のカワウソブーム。
その裏側で行われる密輸の実態に迫りました。

何を隠そう私はコツメカワウソが大好きです。
あの愛嬌のある風貌。
ちょっと物欲しそうな顔をして
直立してこちらを見つめるのです。
もう、堪りません!

昨年の誕生日にはスタッフから、
「コツメカワウソ写真集」を頂きました。
どこの水族館にどんなコツメカワウソがいるのかが
まとまっているのです。
ページをめくるだけで癒やされます。

仕事現場に欠かせないリップクリームやハンドクリーム、目薬などを
入れている小物入れはコツメカワウソの可愛いイラスト付きです。
千葉の動物園で買いました。

直立したコツメカワウソの絵が描かれたTシャツも持っています。
新橋のお店で買いました。

こんなにも可愛い動物を一度飼ってみたいと思う人が
たくさんいても何の不思議もありません。

そうした背景が密輸を横行させていたのです。


昭和30年代、犬のスピッツが大ブームとなりました。
真っ白い毛並みがとても可愛らしい。
でも、かなり吠えるんです。
うるさいんです。
近所迷惑になるのです。

で、繁殖が工夫され、
無駄吠えをしない大人しいスピッツが生まれました。
人間の都合で犬の性質が変わったのです。


私の大好きなメダカの世界でも
ここ数年、品種改良が進み、
びっくりするほどカラフルなメダカが高額で販売されています。

欲しがる人が多いと値段が高くなる。
値段が上がるとお金儲けの為に
その世界に足を踏み入れる人が出てくる。
それが世の常でしょう。

そんな人間のエゴに振り回されて、
密輸の最中に命を落とすものもいるコツメカワウソ。
その潤んだ瞳が悲しそうに見えてくるのは
私だけではないはずです。


心の奥底にひそむ人間のエゴという名の鬼。
そんな鬼を退治するべく、
帰宅後の豆まきは全力でいきます!

また来週。

20190203.JPG

なおみ節

2019年1月27日 20:35

つくづく凄い女性です!

4大大会を連続優勝し、
世界ランキング1位になることが決まっても、
決して驕ることのない
チャーミングで聴衆の心を一瞬でつかむ喋り。

あの喋りはずるい!

アナウンスメント的にいうと、
音圧は弱いし、
目線は定まっていないし、
時に質問に対する答えになっていないし・・・。
アナウンス専門学校の先生なら頭を抱えることでしょう。

だからこそ我々は引き込まれるのです!


最近の若者は生まれた時からホームビデオがあって、
何かにつけてすぐそばで親がビデオをまわしてくれて、
子供はカメラに向かって喋るという日々を重ねています。

かつてはテレビカメラを向けると
恥ずかしがって自分の顔を手で隠す人がいっぱいいましたが、
少なくとも、今の若者にはそうした拒絶反応はありません。

皆、語り口は滑らかで
カメラ目線で話すことにも慣れています。
もちろん、若手スポーツ選手もそうなのです。

そんな中での「なおみ節」!

もはや一周回って最新式の喋り方。
ニュータイプといってもいいでしょう。
それでいて、時に的外れの答えで聴衆の笑いをとるのです。
これはもうかないません!

でも忘れてはいけませんよ。
「なおみ節」の根底には
相手を思いやり、周囲への感謝を忘れない
『感謝神経』が張り巡らされているのです。

ですから、若い女性の皆さん、
安易に「なおみ節」をマネをしてはいけません。
大怪我しますよ。

ではまた来週!
20190127.JPG

九大相撲部

2019年1月20日 20:34

今日は大寒です。
一年で最も寒いこの時期に
心の温度を上げてくれる特集でした。

部員ゼロの廃部状態から奇跡の復活を果たした
九州大学相撲部の密着・後編です。

工学部の理系男子・船岡さんの孤高なる戦いの
楽しみ方がだんだんわかってきました。

鳥人間サークルにも所属する船岡さんは
何故、相撲部を選んだのか?
その理由もある程度わかってきました。

『NO』を突きつけられる状況。

これが彼にとってはきっと「研究対象」になるのでしょう。
何とも理系的発想です。

鳥人間サークルで日々、角度や速度や重量の計算をしている
船岡さんにとって、
重量物(人間)に体して、
どんな角度で突っ込めば効率よく相手を動かすことができるのか?
そんな研究を日々、重ねてきたはずです。


引退した稀勢の里が親方としてどんな力士を育てるのか?
きっと、ケガに泣かされることの少ない力士を輩出するために
アスリート育成的なアプローチをされることでしょう。
そういう新しい風が相撲界を進化させるのです。

そこに船岡さんのような理系的アプローチがあれば、
もっともっと個性的な面白い力士が増えることでしょう。


さて、船岡さん。
この数ヶ月で、ズボンが破けてしまうくらい臀部が大きくなり、
公園でのシャドープレーにもキレが出て、
立ち会いでも頭からぶつかれるようになりました。

実践での勝利はお預けのままですが、
この春、彼が4年生になって、
新入部員が(きっと!)たくさんやってきて、
彼の練習にも熱が入り、
体も一段と大きくなって、
実践初勝利を上げたとき、
彼は一体どんな言葉を放つのか?
今からその時を楽しみにしております。

その時にこそこの台詞をお願いします。

『勝ちにおごってはいけない』

うん、彼は言葉を持っている!
期待しています。

ではまた来週!
20190120.JPG