真相報道バンキシャ!

ボンキシャ!?

福島再生


6月23日木曜日午前7時前。
岩手県沖で大きな余震。
震度5弱。
その時私は青森県南東部・八戸市にいました。

前日夜の仕事を終えて市内のホテルで宿泊していたのです。
「ズドーン」と下から突き上げる揺れ。
ベットで熟睡していただけにかなりの衝撃でした。
地元の方も久しぶりの大きな揺れにかなり驚いていました。


復旧から復興へ。
元のような暮らしができるように「再生」するまで。
その道のりは長く、幾多の困難・障害が待ち受けているはずです。

未だ終息しない福島原発事故。
何らかの理由で避難している福島県民は9万人以上。
これまで農業や漁業で生計を立てていた人たちが
避難先で新たな仕事に就くのにはかなりの御苦労があることでしょう。
少しでも早く地元に戻ってこれまでのような生活をしたい。
その思いはいつ叶えられるのでしょうか。

今回、福島県郡山東高校・書道部にご協力いただいた
『福島再生』の文字。
力強いその筆の動きに希望の光が一筋見えたように思います。fukushimasaisei1.jpg

今、多感な時期を過ごしている高校生の彼らこそが
これからの福島を背負っていくのです。
頑張れ!

「書道」とは「道」を「書く(描く)」こと。
再生へ道をしっかりと描いて、
輝ける未来を歩んで欲しいと思います。fukushimasaisei2.jpg

番組を通じて、また個人的にも応援していきたいと思います。

また、来週。

2011年6月26日 20:27 福澤朗

環境

それにしても今夜のご意見バン・西本智実さんは
"男装の麗人"とも言われているだけあって、
凜として実に格好いいお方でした。

チャイコフスキーを生んだ国・ロシアにおいて
国立交響楽団史上初の外国人指揮者としてタクトを振る。
さぞかしご苦労が多いことでしょう。
その孤高なる状況を、「歌舞伎の主役を外国人がやるようなもの」と
例える音楽関係者もいるくらいなのです。

タクトを振って、むち打ち症になることもあるそうです。
それを防止するため、コンサート中は襟の高い服を着用するとのこと。
また、かなりの体力を使うため、筋トレも欠かさないそうです。
もうほとんどアスリートです。
異国での仕事は毎日が勝負なのです!


環境が「人」を変えるのか。
それとも、そういう「人」だからその環境に溶け込めるのか。


小笠原で野生化していた猫の変貌には驚かされました。
小笠原固有種の鳥を口にくわえていた凶暴な猫は捕獲され、
23区内に運ばれ、そこで人間に慣らされて、
そして新しい飼い主のもとへ。
今や丸々と太った猫・マイケルに!ogasawara-michael.jpg

かつて、「ホワッツマイケル」というマンガが人気を博しましたが、
それを彷彿とさせる愛らしい猫ちゃんになりました。

環境が「人」、いや「猫」を変える良い例です。

震災後の不自由なこの時期に人生の多感な時期を過ごすことになった
今の子供たちはこれからどのような価値観を築いていくのでしょうか。
この環境が「人」をどのように変えるのか。
心身ともにたくましく育っていってくれることを願うばかりです。

また来週。

2011年6月19日 20:09 福澤朗

小笠原


ogasawara-sima.jpg
東京・竹芝桟橋から船で25時間あまり。
南へ約1000キロ。
ここも歴とした東京都。
(ちなみに車は「品川」ナンバーです!)

今月末にも世界自然遺産へ登録される小笠原!

では、ここで問題です。
『日本で、世界自然遺産登録はいくつめでしょうか?』

答えは四つめ。
屋久島、白神山地、知床、そして、小笠原。

これまで一度も陸地とつながったことのない島。
それ故、島固有の生物が進化をとげています。
そうした生物を外来種から守るための努力も認められてのこの度の登録。
空港もなく、不便な生活を強いられます。
しかし、不便だからこそ大自然を守ることができたのでしょう。

ogasawara-umigame.jpg
いやぁ、行ってみたいですね。
25時間あれば、地球の反対側まで行ける時代に、
あえて、25時間かけての都内移動!

一週間分がまとめて売られる新聞。
これひとつとっても、ワクワクします。
一週間で政治はどう動き、
一週間で芸能界にはどんなスキャンダルが?
連続小説を読む気分で新聞を楽しんでみたい。
ogasawara-kumanomi.jpg
時間の経過を一週間単位でとらえられるような
懐の深い人間になったら、行ってみましょう。
秒針付き腕時計の必要がない
平穏な日々を過ごせるようになったら行ってみましょう。
でも、そんな時はいつやってくるのでしょうか・・・・。

朝起きて、日が暮れたら眠りにつく。
そんなシンプルな日々を一度は過ごしてみたい。
それにはやっぱり小笠原。
だって、東京都民ですから。

ではまた来週、午後6時キッカリにスタートしますので
一分も遅れることなく、ご覧ください!

2011年6月12日 20:25 福澤朗

液体

20110605.jpg今夜の「バンキシャ!」は途中、
太陽光発電でつくった電気でスタジオの照明を灯しました。

出演者エリアだけが明るいスタジオは何とも新鮮でした。
夏に、稲川淳二さんが怖い話をする舞台にはちょうど良い明るさです。

それにしても、文系の人間が想像もつかないところで
日々、サイエンスは進化しています。

今夜一番驚いたのは、「太陽光パネルになる液体」。
茶色い液体を板状のものに塗りつけると、それが太陽光パネルになるのです。
つまり、板状のモノが下敷きのように曲がったりしなったりすれば
どんな曲面でも太陽光発電が可能になるということでしょう。

液体といえば、1991年に公開された映画「ターミネーター2」です。
そうです!液体金属のことです。
警察官に姿を借りた新型のターミネーターが
やられてもやられても、液体化した姿から再び立体化して復活するのです。
その発想力に驚きつつも、スクリーンの前で恐怖におののきました。

番組最後にご紹介した携帯型の太陽光発電機。
蓄電装置もついているので大変便利。
太陽光パネルの部分をしまえば、片手で楽々運べます。

永田町があきれるほど混迷しているその間にも、
民間はアイデアと愛の手を広げています。

柔軟な発想力と迅速な決断力。
そのいずれもが東北の復旧・復興には必要です。
しかし、そのいずれもが永田町には欠けているようです。
保身と延命に全力を注いでいるようにしか見えません。
政治家が液体金属化しているのかも知れません・・・・。

また来週。

2011年6月 5日 20:20 福澤朗