真相報道バンキシャ!

ボンキシャ!?

運動会

私、「運動会」ときくと燃えるんです。
何でしょう、この胸の高鳴り。

小学生のころ、クラスで一番足の速かった私。
4年生以上の選抜メンバーで行われる
紅白対抗リレー!
6年生の私はアンカー!
バトンをもらった私はリードをキープ!
土煙をあげながら最終コーナーを疾走!
歓声と悲鳴が交錯するなか、
ゴールテープは目前・・・・・・・・。


秋の運動会は、春と違って
クラスの中での友好関係も一段と深まり、
勝利へのモチベーションが高いのです!
大いに盛り上がります!

授業参観は、先生も生徒も保護者も皆、緊張しているので
感情が解放されていません。
学芸会などの発表会も同様。
そんな中、「運動会」は生徒と先生と保護者が
勝利に向かって心がひとつになります。
特に「秋」は、まさしく「燃える秋」なのです!


今夜お伝えした、福島県の小学校の運動会の実情。

中止にした学校。
時間短縮をした学校。
体育館など室内で行った学校。
学校ごとに対応はまちまちです。
しかし、どの対応が最善なのかは誰にもわかりません。

ただ、みんなで、叫んだり、、笑ったり、転んだり、抱き合ったり、
お弁当を分け合ったり、万歳したり、悔しがったり・・・・・、
福島の子供たちは、そんな経験がちょっとだけ軽減したかも知れません。

子供たちはこの国の未来のエネルギー。
その子供たちの喜怒哀楽がスパークする「運動会」問題の原因が
原子力発電だというのは、皮肉と言うにはあまりにもあまりにも・・・・。
原発問題のゴールテープは何処に。

また、来週。

2011年9月25日 20:39 福澤朗

脱北船

子供を含め、9人を乗せた小型の木造船。
北朝鮮から韓国への脱出を試みたものの
潮の流れにより、約750キロ離れた日本海・能登半島沖へ。
dappoku.jpg


船を使うには理由があるようです。
それは、家族離ればなれにならずに逃げられる。
つまり、万が一の際には運命を共有できるということなのでしょう。
何とも悲しい選択です。

どのような思い、いかなる考えで脱北したのかは
定かではありませんが、かなりの覚悟をもっての行動であることは
間違いありません。

日本海沿岸に打ち上げられるハングルが書かれた木造の小舟。
それは荒波にのみ込まれた果ての漂着船なのでしょう。

打ち上げられた脱北船を見たことがあります。
びっくりするほどの安普請でした。
こんな船に家族の命を託さなければならない現実・・・・。

今回は先の台風12号が去った後、
たまたま、日本海が穏やかだったから無事だったのだろうと
専門家は言います。


それにしても、あの国はどこに向かっているのでしょうか。
そして、人々はどういう思いで生きているのでしょう。

バンキシャはこれまで何度も北朝鮮に関する情報を
お届けして参りました。
しかし、拉致問題をはじめとして、何も進展していません。

いつまでこうした状況が続くのでしょうか。
あと、何年待てばいいのでしょうか。

今年もまた冬の日本海がやってきます。

また、来週。


2011年9月18日 20:27 福澤朗

9月11日

震災から半年が過ぎ、上空から被災地を取材しました。

あの日、津波で冠水した仙台空港からヘリコプターで飛び立ち、

仙台市から松島、石巻、女川、南三陸、気仙沼、陸前高田、大船渡まで。

真夏を思わせる強い日差しが降り注ぐ中、

更地と化した地面はより白く浮かびあがります。

青々とした田んぼのようにみえるのは雑草です。

海水をかぶった樹木は枯れているのに、雑草だけは伸び放題です。

いたるところにガレキの集積場。

そこで作業をする重機の大きさと比較しても

そのガレキの量が尋常でないことがうかがえます。

時折、日差しを反射してキラリと光を放つエリアがあります。

津波をかぶり、廃車となった車が山積みとなった場所です。

白く平らな屋根が整然と並んでいます。

仮設住宅です。

何棟も並ぶ仮設住宅の間のわずかなスペースで

子供たちが紙飛行機で遊んでいます。

南三陸町の高台にある学校で運動会が行われていました。

中学校です。

全校生徒が整列しています。

得点ボードが持ち込まれて、成績発表が始まったようです。

心に様々なものを抱えながらも、この日は笑って、叫んで、汗を流したのでしょう。

その光景に救われる思いがしました。

復旧・復興は目に見える形ではほとんど進んでいませんでした。

むしろ、時計の針がここだけ止まっているかのようでした。

誰が見ても、これから膨大な時間と、莫大なお金がかかることがわかります。

上空300メートルで私は言いようのない虚無感に包まれてしまいました。

action!とバンキシャ!のためにスペースを貸していただいた

女川町立病院の一室にこんな詩が貼られていました。

地元の小学6年生の女の子の詩です。

『女川は流されたのではない

新しい女川に生まれ変わるんだ

人々は負けずに待ち続ける

新しい女川に住む喜びを感じるために』

この女の子が成人するころ、新しい街は生まれているのだろうか。

必ずやこの目で確かめに行きたいと思います。

では、また来週。

福澤朗

(ボンキシャ更新が翌日になったことお許しくださいませ。)

2011年9月12日 11:34 福澤朗

台風12号


近畿・東海・中国地方に大雨を降らせ、
大きな被害をもたらしている台風12号。

現在、山陰沖をゆっくりと北上しています。


土曜日の昼、仕事で名古屋にいました。

雨はほとんど降っていないものの
強風域にある名古屋駅周辺は
体がもっていかれそうな程の風が吹いていました。
街路樹も今にも折れそうでした。

控室になったホテルの一室は強風にあおられ、
時折、ギシギシと船のように音をたてます。
怖くて、とても外に出る勇気はありませんでした。

ニュースで降水量を知るだけでは
実感がわかないかも知れません。
この台風での累積降水量が1800ミリという地域があります。
それはつまり、東京の年間平均降水量1500ミリ以上の雨が
一気に降ったということなのです。
しばしば、「バケツをひっくり返したような雨」という表現が出てきます。
その雨の中では傘をさしていても、呼吸ができないくらいの圧迫感があると言います。
尋常ではない雨が降っているのです。

この台風の動きの背景に地球温暖化があるのかどうかは
わかりませんが、
これから時代、「想定外」のことにも万全の準備をすることが肝要です。
悲しいかな、それが現代に生きるということなのかも知れません。

では、また来週。

2011年9月 4日 20:55 福澤朗