造幣局
バングラデシュの貨幣(2タカ)をつくることになった日本の造幣局。
これまで外国の記念硬貨はつくったことがあるそうですが、
一般の貨幣をつくるのは初めてのことだそうです。
高く評価されている日本の貨幣製造技術。
特に500円硬貨に隠された偽造防止技術は尋常じゃありませんでした!
ところが、巷であふれる「ワンコイン○○」。
ワンコイン弁当や
ワンコインドリンクに代表されるような
500円硬貨一枚で購入できるというお買い得感。
何だか500円玉を気軽に扱いすぎてはいませんか?
顕微鏡で見なければ認識できない模様や
角度を変えると見えてくるデザインの存在を知ると
もう500円玉を無下(むげ)には扱えなくなります。
1982年に登場した500円硬貨。
(その後、2000年にデザイン・材質等が変わりました。)
デビュー当時は鮮烈でした!
まず、直径が大きい!!
大きすぎてオモチャのコインのような印象でした。
しかも当時は使用できる自動販売機が少なくて、
駅ではいつも両替される悲しい存在でした。
当時私は大学生。
無愛想で知られた同級生のTくんは
登場して間もない500円硬貨を我々にさんざん見せびらかした後、
電車に乗るために切符を買うべく、
駅員さんの顔の前、十数センチに、指でつまんだ500円硬貨をつきだし、
これ見よがしにこう言いました。
『両替!』
そのあまりな横柄&ぶしつけな物言いに
私は開いた口がふさがりませんでした。
そんなTくんは元気にしているのでしょうか。
ちゃんと社会に適応しているのでしょうか・・・・。
あれから30年。
世界に誇れる存在になった500円硬貨。
この国のサラリーマンの胃袋の味方、500円硬貨。
ひょっとしたら、この国を潤すことになるかも知れない造幣技術の象徴、500円硬貨。
我々はもっと畏怖の念をもって使うべきかも知れません。
また来週!
2012年11月25日 20:18 福澤朗

