高齢ドライバー

2019年6月9日 19:38

とあるクイズ番組の収録時のことです。
クイズ形式は早押しクイズ。
"極度な緊張状態"にあった私は
いち早く早押しボタンを押して答えたのです。
ところが本来伝えたい言葉とは違う日本語が口をついて出てきてしまったのです。
もちろん、判定は「不正解」。

言うなれば原稿には書かれていない言葉を思わず発声してしまったということ。
こんな経験はアナウンサーになって初めてです。

そのとき私は"極度な緊張状態"にありました。
これを医学的にどう判断するかは難しいところですが、
"平常時"ではなかったことは確かです。

人間は"平常時"ではないときに、
自分でも理解できない行動にでることがあるのを知りました。


で、高齢ドライバー問題です。
事態は深刻です。

世界で最も高齢化が進む国として
世界に先駆けて対策をとらなくてはなりません。

このところの車の事故のニュースをうけて
私自身も街中での歩行がかなり慎重になりました。
これまでよりも奥まった場所で横断歩道の信号待ちをし、
青になっても周辺の車に注意を払いながら
いつも以上に慎重に渡っています。

走行する車の異常を察知するために「音」は極めて重要な要素です。
もはやイヤホンで耳をふさいで歩く勇気はありません。


ご意見番の福里真一さんがおっしゃるように
免許の返納をした高齢者には
タクシーやバスの乗車料金を優遇する措置をとるのもいいでしょう。
(実際に実施している自治体も多いようです)
ところが地方においては移動手段として
どうしても車を使わなくてはならない人も多いのです。

都市部で車に乗りたい人。
農村部で車に乗らざるをえない人。
対策は両面で考えなくてはなりません。

後付けの安全装置の開発も進んでいるようですが、
一刻も早くその普及を進めていただきたいものです。
新・交通戦争が始まらないように・・・。

ではまた来週。


20190609.JPG