電線サル

2019年1月13日 20:39

最初にその写真を見たときは、
フェイクニュース、合成写真だと思いました。

青森県むつ市で電線を渡るサルです。
それも2本の電線を使ってです。
両手で上の電線をつかみ、
両足で下の電線をつかんで進んでいくのです。
その数、約70匹。

それはアスレチックコーナーで遊ぶ子供か、
はたまたレンジャー部隊の訓練のよう。

しかし、その動画をよく見ると、かなり急いでいます。
よく見れば、前のサルを急かすようにして進むサルの姿も。

取材の結果、その真相は・・・
エサを求めて移動を頻繁にするサルの群れが、
いつものように移動しようと思ったら、
そのルート上で工事が行われていたので、
やむなく民家の近くの電線をつたって
緊急移動していったようなのです。
(本当のことはサルに聞いてみないとわかりませんが・・・)

地元の方によると、
これほど大量のサルが一度に電線を渡るのを見たのは
今回が初めてだとのこと。

青森県むつ市といえばニホンザルの生息北限地域。

冬場にエサを求めて移動をする彼らは
いつしか電線を渡るという秘技を身につけたのでしょう。


寒さをしのぐために身を寄せ合う『サル団子』
雪降る中、体を温める『温泉入浴サル』
エサをもとめて緊急移動する『電線サル』

どれも生き延びるために身につけた極限状態の工夫です。


締め切りが迫って、いよいよ時間が無くなったとき、
人は驚異的な集中力をみせることがあります。

生放送においても、
時にトラブルやアクシデントが発生し、
司会者が精神的に異常に追い込まれることがあります。
そんな時、不思議と脳内が活性化してプラスアルファの力が出てきて、
その局面を乗り切ることができたりするのです。

人間の脳は通常そのごく一部しか使っていないといいます。
普段使っていないほとんどの脳には底知れぬ能力が潜んでいるのです。
普段からその能力が利用できればいいのですが・・・。

何事もなく生放送をおえて、脳の大半を使わずに終えるのか。
トラブルやアクシデントが続出して、脳を活性化させた方がいいのか。

う~ん、これは究極の選択です。

ではまた来週。

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マグロ

2019年1月6日 20:23

マグロです。
 みんな大好きマグロです。
 
 「鮪」と書くより「マグロ」の方がしっくりくるのは
 かつてバラエティー番組でご一緒した
 今は亡き輪島大士さんに
 好きな寿司ネタを聞くと必ずその答えを
 『マグロ!』
 と表記していたからかも知れません。
 
 何はともあれ、マグロです。
 
 東京の豊洲市場で移転後初のマグロのせりが行われ、
 過去最高額となる3億3千360万円で落札されました!
 
 ニュースで「3億円事件」をリアルタイムで見た世代としても、
 郷ひろみさんの歌う「2億4千万の瞳」が大好きな世代としても
 この額はただただ驚愕です!
 
 せりの終盤、すしざんまいの「喜代村」と「やま幸」との激しい戦いは
 もはや金額の格闘技でした。
 これが本当の激しい「競り合い」です。
 
 
 せりの前には報道陣に向かって
 『あんまり高値、高値っていうのもねぇ』と
 あまりに高額な競り合いに否定的なコメントを出していた
 喜代村の木村社長でしたが、
 あれは駆け引きのコメントだったのか・・・。
 
 木村社長にしてみれば
 豊洲市場初&平成最後のせりということで
 特別な思いがこみ上げてきたのでしょう。
 
 1キロ当たり12万円というあまりに高額なマグロですが、
 「すしざんまい」ではいつも通りの価格で提供するとか・・・。
 これが本当の太っ腹!
 う~ん、だんだん木村社長の体型がマグロに見えてきました。
 
 
 「跳」。
 
 初登場、書家の木下真理子さんにお書きいただきました。
 
 バンキシャ!をご覧の皆様にとって
 2019年が「跳」な1年になりましように・・・。
 
 本年も何卒ご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
 
 ではまた来週。

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2018年12月23日 20:10

平成最後となる天皇誕生日。
今日の一般参賀には昨年より3万人以上も多い、
約8万3千人が訪れました。

来年春の退位を控え、
『これが最後』との思いで臨まれた陛下の記者会見では、
成年皇族、そして天皇となられてからの道のりを
『人生の旅』と表現されました。


昭和63年の4月に日本テレビに入社した私にとって、
平成の30年間はまさしくアナウンサーとしての道のり、
「旅」そのものでした。

アメリカンフットボール中継、
プロレス中継、
バラエティー番組司会、
情報・報道番組司会、
その間、局員からフリーランスになって、
いつしか結婚して父親にもなりました。

この30年間、個人的には必ずしも順風満帆ではありませんでしたが、
数々の苦労やいくつかの挫折も「旅」として振り返えれば、
すべて「自分の歴史」として冷静にとらえることができます。


陛下は記者会見の終盤、このように述べられました。

『自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり、
60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、
真心を持って果たしてきたことを、心からねぎらいたく思います』

皇后さまへの感謝の気持ちをを声を震わせながら述べられたのです。

我々の日頃の「旅」には様々な出会いやハプニング、喜びや悲しみ、偶然や必然、
予測不能な出来事が訪れます。
それを共に乗り越えてくれる伴侶への感謝を忘れてはなりません。


新元号まで4ヶ月あまり。
この30年間の「旅」の出来事をきちんと振り返りながら
来るべき新年を迎えたいと思います。


年内のバンキシャ!は今夜がラスト。
年明けは1月6日からです。

どうぞ良い年をお迎えください。


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分身ロボット

2018年12月16日 20:07

ロボットの名前は「オリヒメ」。
ロボットと言っても今、はやりの人工知能を使ったものではありません。
「オリヒメ」はカメラやマイク、スピーカーなどを搭載しており、
離れた場所からスマホで遠隔操作ができます。
「オリヒメ」は操作している人の"分身"となってくれる、いわば"分身ロボット"なのです。

開発者の吉藤さんは、少年時代に不登校になり、ひきこもりの経験をもちます。
その時の孤独な体験を解消させるために「オリヒメ」を作ったのです。

そしてこの度、高さ120センチの「新型オリヒメ」が誕生!
今までのオリヒメと違い移動したり物を運んだりできます。
そんな「新型オリヒメ」が接客する『オリヒメカフェ』が開店しました。
「新型オリヒメ」を動かすのは自宅や病院で療養している障害者のひとたち。
かくして、障害者がロボットで働く日がやってきたのです。

かつて吉藤さんはこう語りました。
『情報に価値があると誰もが思っていますが、本当に私達が伝えたいのは情報ではなく、「存在」だと思うのです』

孤独を解消させ、人と人とをつなぎ、障害者の社会復帰をも実現させた「新型オリヒメ」。
一風変わったマジシャンのようないでたちの中には"新しい社会"を作り出す、
"タネやしかけ"がどっさり詰め込まれているのでしょう。吉藤さんのこれからの開発に何だか胸がときめいてしまうのです!

ではまた来週!!

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三浦雄一郎さん

2018年12月9日 19:53

三浦さんが動き出しました!
史上最高齢80才でエベレスト登頂を果たした彼の次なる目標は、
南米大陸最高峰アコンカグア(6960m)の登頂です。(年明け1月の予定)

アコンカグアときいて、思い出される方もいるでしょう。
そう、2012年2月に放送された「イッテQ」におけるイモトさんの挑戦です。
残念ながら悪天候に行く手を阻まれ、山頂まであとわずかの所で、登頂を断念せざるをえなくなりました。

"ビエント・ブランコ"(白い嵐)と呼ばれるアンデス地方特有の悪天候、
さらには「ガレ場」という岩石がゴロゴロしている岩場が山頂付近にあり、
登頂成功率は30%とも言われている山です。
そこに御年、86の三浦雄一郎さんが挑むのです!

片足2キロ弱の重りのついた靴、プラス足首に2キロの重り、
つまり片足4キロ弱、両足で7キロ強の負荷!
更に15キロのリュックを背負って歩行訓練をする三浦さん。

月に数回、700〜800gのステーキをたいらげる三浦さん。
食欲は今だ衰えず。
しかし6月に行われた体力測定では
80才でのエベレスト登頂時よりも、心肺機能と筋力の低下が進んでいるとも...。
持病の不整脈も心配です。
う〜ん、大丈夫か三浦さん!?

何が彼をここまで駆り立てるのでしょうか。
50代の人間としては見習う点が多々ありそうです。
来年の干支にちなんで"猪突猛進"な人生とまではいかなくとも、
"ちょっとずつ猛進"くらいはしなくては...。

では、また来週!

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