未来のエネルギーシリーズ3「太陽光発電1千万戸に!?」(2011.5.29.OA)
フランスで開かれたG8サミットで菅直人前首相が掲げた「太陽光パネル1千万戸」計画。果たして実現可能なのか?バンキシャ!が検証した。
①太陽光パネル"設置可能な屋根"って

日本で太陽光パネルを設置している家は
約70万戸(放送当時)。菅前首相は「設置可能な
1千万戸の屋根に太陽光パネルをつける」というが
どんな屋根ならいいのか?南向きであること、
屋根の大きさ、重みに耐えられるかなど、実は
様々な条件が。さらに初期コストが高いことが、
太陽光パネル普及の足かせとなっていた。
②サンシャイン計画~香川県・仁尾町

以前の科学技術白書に盛り込まれた「サンシャイン計画」。
「太陽光発電については、価格が従来より100分の
1以下になることを目標」...オイルショックを受け、
当時の政府は火力発電に代わる方法を模索していた。
かつて"太陽の町"と呼ばれた香川県・仁尾町。
1981年、政府はサンシャイン計画の一環として
100億円を投入し、この町に大規模な太陽"熱"
発電所を建設。だが発電コストが実用化への壁となり、現在は発電所の跡形もない。
③コストを下げても残る課題とは~群馬県・太田町~

普及のカギをにぎるコスト以外にも、ある想定外の
課題が...。群馬県太田市では、550軒あまりの家に
無償で太陽光パネルを設置。住宅地丸ごと太陽光発電
を稼働させても技術的な問題が生じないか、実証実験
が行われた。その結果、各家庭の発電が集中すると、
配電線のパンクを予防するため発電が停止することが
明らかに。大規模に実施するには、電気を一時的に
貯めておく蓄電池を設置する必要があるのだ。家庭用の蓄電池は数十万円から百万円。
日本が"太陽の国"となるには、まだまだ課題が多い。








