川窪万年筆店
親子三代の技が結集!下町の長屋で生まれる手作り万年筆!
こちらは1926年に早稲田で創業した万年筆の販売・製造元。
現在の主人は3代目の川窪克実さん(41)。
30m程離れた売り場に立つのは克実さんの母親・久美さんです。
主人は理数系の学校を卒業後、コンピューター関係の会社に勤めていましたが、父が急死。
小さい頃から仕事を手伝っていた川窪さんは、ものづくりが好きだったのと、
古くからの客の要望で店を継ぐ決意をしました。
万年筆の歴史は120〜30年ほど。創業当時は、万年筆が筆記具の主役でした。
東京だけでも100人を超える職人がいたそうです。
ですから競争が激しく、初代は2色ボールペンのようにペン先を使い分ける万年筆など、
特許を取れるような万年筆作りにこだわりました。
2代目が活躍したのは昭和40年代。
書き味を追求したオーソドックスな万年筆にこだわり、
柳田國男さんや宇野千代さんが2代目の作る万年筆を愛用していたそうです。
そして現代は、ボールペンなどの筆記具が中心になり、
万年筆はどちらかというと趣味の持ち物になってきます。
そんな中、3代目が力を入れているのは原木をそのまま使った万年筆。
南天・屋久杉・ひのきなど、それぞれの木が持つ特徴・風合いを活かした万年筆です。
今や全ての工程を手がける万年筆職人は全国でも3〜4人ほど。
川窪さんは「減りつづける職人の世界を何とかしたい」と、
今後は他業種の職人とのコラボレーション作品を作る予定です。
ものを書くという行為自体が減りつつある昨今、
「年賀状くらいは万年筆で書きなさいよ!字に心がこもって相手に気持ちが伝わるでしょ。」
とおっしゃる久美さんの言葉が昔の面影を残す町並みとあいまって、温かい気持ちになれる万年筆店です!

風情ある長屋で
作り出されます!

細かな職人技に
見入ります!

手作り万年筆 1万円〜
最寄駅 千石駅から徒歩8分
所番地 東京都文京区千石2−28−7
電話番号 03−3941−0561
特選情報
[営業時間]
 10:00〜20:00(店舗)
 13:00〜18:00(工房・要連絡)
[定 休 日] 日曜・祝日

●おすすめ●
・オリジナル万年筆『不忍(しのばず)』
        35,000円
・南天万年筆  73,500円
・屋久杉万年筆 42,000円
・煤竹(すすだけ)万年筆
        52,500円
●ホームページ●
 http://k-pen.net/
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