亀廣永(かめひろなが)
究極を追求した職人技と菓子の中にある伝統
京都きっての繁華街・新京極、全国に名の知られた店が立ち並ぶ錦市場、
その喧騒をさけるように一歩横道に入った路地にたたずむ小さな和菓子屋が『亀廣永』です。
「特に宣伝したわけではないのに、お客さんの間で口コミで広がりましてね」と
二代目主人の西井新太郎さんは言います。
『したたり』はもともと京都三大祭のひとつ、
祇園祭の菊水鉾(きくすいぼこ)のお茶会に出されていた献上菓子。
しかし「茶席だけでしか味わえないのはもったいない、ぜひ店頭でも」という声があまりにも多く、
年間を通して作るようになったのだそうです。
この『したたり』は、平たく言えばやたらと美味い黒砂糖の寒天。
沖縄波照間島産の黒砂糖を材料に作っています。
驚くのは、手にしたときに感じる重量感。そして、琥珀色の寒天の透明度の高さ。
さらに、今にも原型が崩れそうなフルフル感。
食べると、ツルンと口に入った瞬間から、黒糖の上質な甘味が立ち上がり、
噛むとホロリと崩れながら舌の上でゆっくり溶けていく食感は、まさに『滴る』うまさなのだそうです。
ご主人は「もう30年以上作り続けていますが、今でもこれで完成とは思っていません。
毎回もっとええもんができるんちゃうかと思って試行錯誤を重ねていますよ」と言います。
通な和菓子ファンはもちろん、政財界、芸能界、スポーツ界にも『したたり』ファンは多いそうです。

亀廣永外観

沖縄波照間島産の黒砂糖を使っています

したたり
最寄駅 阪急「烏丸」駅より徒歩5分
所番地 京都府京都市中京区高倉通蛸薬師上る和久屋町359
電話番号 075−221−5965
特選情報
[営業時間] 9:00〜18:00
[定 休 日] 日曜・祝日(1/1〜1/5)

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・『したたり』 1本 1,050円
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