割りばし芸術家 小池正孝さん
夢は「ドライ水族館」 
小池さんは、17年前から使用済みの割りばしを使って
魚などの海の生き物の木彫作品を制作しています。
子供のころから魚が好きで、「魚に囲まれて暮らしたい」と水族館に行ったり
旅先でお土産品の魚の彫像などを買っては集めていたという小池さん。
しかし、リアリティを追及する彼は
だんだんと土産物で売っているようなレベルのものでは満足できなくなり、
自分で納得のいく作品を作りたいという思いが強くなってきました。
とはいえ、彫刻専用の材料を買う余裕もないため
家にある材料を使ってなんとかうまくできないか試行錯誤を重ねました。
蒲鉾の板や建築端材など、いろいろ試す中、たまたま割り箸を使ってみたところ、
一本一本色が違うところがかえって魚のまだら模様をリアルに表現するのにちょうどよく、
やっと満足できる仕上がりになったのだそうです。
ひとつの作品を作るのに平均2か月、大作になると3か月以上。
使用する割りばしの数は、大きなものになると2千本以上にもなり、
今では材料となる割り箸は近所の料理屋さんから定期的にもらっているのだそうです。
魚たちの悠然とゆったりと泳ぐ姿が好きだという小池さん。
現在の夢は「水のない水族館」を作ること、と語る表情はとても幸せそうで、
彼の魚を愛する心が伝わってきます。

細かいウロコ模様を表現

みごとな曲線

水のない水族館
最寄駅 千葉駅より徒歩25分
所番地 非公開
電話番号 非公開
特選情報
個展「割りばしアート展」	
 横浜・ギャラリー酒井好古堂にて開催中
 2007年9月17日まで(10日・11日は休業)
 11:00〜18:00
 連絡先 045−641−1626

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