鈴木 治夫さん
伝統的な雅楽器、笙を作る職人
主人の鈴木治夫さん(62)は日本古来の雅楽器“笙(しょう)”を作る職人。
東京では1人。全国的に見ても数人しかいません。
日本雅楽会の副理事長を務める傍ら、演奏家としても活動しています。
お父さんが龍笛という雅楽器を吹いていた影響で子供の頃から“笙”を吹き始めたという鈴木さんは
高校卒業後、3年ほど会社勤めをしていましたが笙を作る職人が高齢化でどんどんやめてしまうという話を聞き、
笙作りの職人を目指すようになりました。
東京には笙を作る人がいなかったため、笙を吹く名人に教わりながら、
竹のことは和竿職人・銀細工のことは彫金職人へと、それぞれ材料の専門家に教わりに行きました。
笙は和楽器では珍しい和音を奏でる笛。15本の管から出る音は神秘性を感じさせます。
竹は主人自ら琵琶湖で切り出してきたもの。何年も燻して油抜きをしてから使います。
最も細かな作業を必要とするリードは中国の銅鑼に使われる“砂張(さはり)”という銅と錫の合金。
国内には無いため、中国まで行って買ってきた銅鑼を細かく切って使います。
笛は結露を嫌うため、リードにはマラカイトという石を磨って塗りつけます。
現在は日本に数人しか笙を作れる人がいないのだそうです。

ピヒャ〜ッ

雅楽器職人の鈴木さん

ダニエルさんもピヒャ〜ッ
最寄駅 田無駅より徒歩20分
所番地 東京都西東京市向台町6−12−6
電話番号 042−451−8898
特選情報
 
今週へもどる