ぶらり途中下車の旅

中山さんが羊毛フェルトに出会ったのは、2001年。羊毛フェルトのふわふわでカラフルな色に感動しました。まずは羊毛フェルトで指人形を作り始めました。しばらくしてフェルトアートに使う針があることを知り、その針を使うことで、より細かい表現ができることを発見しました。
2003年に当時飼っていた犬とそっくりの人形をフェルトで作り、これが周りの人から好評で、友人に自分のペットも作ってほしいと頼まれるようになりました。
個展にも犬の作品を置くと、その評判がよく、次第にオーダーメイドを頼まれるようになりました。
特に、ペットレスで悩んでいる人からのオーダーも多く、中山さんの作品が届くと、飼ってた犬が生き返ったみたいととても喜ばれているそうです。
1体にかける時間は約2週間。中山さんへのオーダーは3年待ち。現在はオーダーを受け付けていませんが、中山さんが直接教えている認定講師が18名ほどいて、その技をつたえているそうです。