ぶらり途中下車の旅

2011年に開業した夫婦で営むケーキ屋さん。
スイートアートデザイナーの藤本美弥さんは、お客さんのオーダーにより、恐竜やグランドピアノ、野球のグローブ等色々なものをチョコレートで本物そっくりに作ります。昔から図工が好きで、初めはアーモンドを使うマジパンというケーキの飾りを作っていましたが、チョコレートならばもっと精巧に作れるのではと、可能性を感じ、独自にチョコレートアートを作り始めたそう。
お店のケーキは、旦那さんでオーナーパティシエの智美さんが作っています。天才肌の奥さまの才能を認めながらも、負けたくない一心で努力を重ねたご主人。その努力が認められ、腕前は、世界大会でも優勝したほどです。今の時期一番のおすすめは、桃をまるごと1個使った「まるごと桃のパイ」。桃の中にライチとバラのジュレが入っています。桃は、山梨の農家から智美さんと美弥さんが直接もいできた桃。長年のライバル関係で、ケンカすることもあるそうですが、夫婦で協力し、日々美味しいケーキを提供しています。