ぶらり途中下車の旅

こちらの会社では、2008年から水素ガスの研究を開始し3年間の研究を経て、調理装置と調理法の開発に成功しました。
水素ガスの燃焼後は水蒸気となるため、食材をジューシーに調理する事が出来ます。
肉・魚・野菜の調理はもちろんの事、パンや焼きおにぎりなどの炭水化物にも水素炎は、適しています。
また、とんかつなど油に揚げる料理などは、油を使わずおいしく頂けます。
このような油を使わないヘルシー料理も水素調理の特徴です。
ガス調理は燃焼熱により、表面の細胞水が蒸発し表面から焦げ、主に表面から芯部にかけて熱伝導していくので、芯部に火が通るまで時間がかかります。
しかし水素調理は水素と酸素が結合してできた水蒸気が細胞水の蒸発を抑えるため焦げにくく赤外光～マイクロ波の効果で芯部まで火が通ります。
こちらでは水素ガスを使った調理器具の普及を目指すだけではなく、これまでにない方法で、水から水素を取り出す装置の開発も行っています。
実用化に成功すれば、海水からでも、水素が取り出せるそうです。
また現在、こちらの会社では水素社会の構築を一緒に目指すパートナーを募集しているそうです。