ぶらり途中下車の旅

こちらは2012年に創設した筋肉と電気信号について研究している会社。
東京大学で同じ研究室だった開発者の玉城さんと社長の岩崎さんが卒業したら会社を立ち上げようと二人で始めました。
玉城さんは学生時代に経験した長い入院生活を機に病室にいても外の世界を体験できる装置を開発できないかと考え、触覚を体験できる装置を作ることを思いつきました。
玉城さんは早稲田大学で教授をしながら、電気信号で指を動かせる機械ポゼストハンドを開発。
機械とパソコンに繋がっている電極付きバンドを2本腕に巻きパソコンと連動させ、遠隔操作で指を動かす事であたかもそこにないものを触ったかのような感覚を体感することができます。
現在では、よりその感触を体感することができるよう研究し、改良しています。
このポゼストハンドの研究はアメリカのTIME誌に掲載され海外では有名なのだそう。
ゆくゆくは仮想空間で物が触れたり、これをバーチャルゲームなどに応用し、ゲームの世界の体験をプレイヤーが体感できることを目指しています。