ぶらり途中下車の旅

清瀬市生まれの太田隆司（おおたたかし）さんは、小さな頃から得意だった、写実的な絵の腕を生かし、独創的なペーパーアートを生み出しました。緻密な計算に基づき、紙を重ね、立体的な世界を作り上げていく作品は、雑誌の連載や、全国各地のイベントなどで披露されています。
奥行きわずか17センチの中に作られた町並み。正面から見ると、立体的に見える車…その輝きも、着色ではなく、色の付いた紙で表現されています。車体だけではなく、服の生地などの質感にもこだわっていて、デニムやニットなど、素材によって紙を変え、実際に人が着るのと同じ順番で、貼り重ねているそうです。