ぶらり途中下車の旅

「アルケリス」は、お医者さんの外科手術の負担を減らすため、金属加工の専門家とプロダクトデザイナーが開発中の「身に付けて歩けるイス」。膝と足首の関節を固定し、太ももの裏側とスネをサポートし、体重を支えることで、座っているのと同じように中腰の姿勢を保てます。
現在の外科手術の主流である腹腔鏡手術では、鉗子の先端数ミリでの動作を、長時間にわたって中腰の姿勢で続けることが必要なため、足腰への負担が非常に大きいことが課題となっていました。
そこで、この「アルケリス」を身につけることによって、長時間の中腰姿勢でも筋肉に負担を与えずに、オペに集中することが出来るそうです。千葉大学フロンティア医工学センター・川平先生監修のもと、今年中の製品化を目指しているそうです。