北池袋駅 中村印刷所
中村印刷所は、東京都北区で活版や製本業を営んでいます。もともと様々な種類の印刷物を製作し、企業や工場などに収めていましたが、数年前に印刷出版業界の不況のあおりで3年連続で赤字を計上するなど、経営不振が続いていたそうです。
そんな中、不振を打開する何か新しいものを生み出せないかと試行錯誤の末に完成したのが、こちらの特許製品「水平開きノート」だったそうです。
従来のノートの製法では、接着剤の特性上で見開き中央の折り目の部分が膨らんでしまい書きづらい部分が出てしまうという問題点に着目。折り目の部分でもスムーズに書けるノートの開発に着手しました。綺麗に開いて、かつバラバラにならないための製本を可能にするべく、その道70年の職人が試行錯誤する毎日が続いたそうです。
そんな製本を可能にしたのは、独自のブレンドで作った接着剤と接着方法にありました。二つ折りにした紙を重ね、その背に傷をつけることで接着面の面積を増やし、そこに独自に作り上げた特殊な接着剤を使って、かつてない水平開きのノートが出来上がりました。メモパッドや伝票が1枚1枚綺麗にはがれるように用いられている「天糊(てんのり)」という製本技術を応用することで可能になったそうです。
今後はこの技術を活用し、ノートだけでなく、水平に開き見やすい写真集の発売も予定されています。水平開きのノートや本が、今後増えていくのかもしれません。
そんな中、不振を打開する何か新しいものを生み出せないかと試行錯誤の末に完成したのが、こちらの特許製品「水平開きノート」だったそうです。
従来のノートの製法では、接着剤の特性上で見開き中央の折り目の部分が膨らんでしまい書きづらい部分が出てしまうという問題点に着目。折り目の部分でもスムーズに書けるノートの開発に着手しました。綺麗に開いて、かつバラバラにならないための製本を可能にするべく、その道70年の職人が試行錯誤する毎日が続いたそうです。
そんな製本を可能にしたのは、独自のブレンドで作った接着剤と接着方法にありました。二つ折りにした紙を重ね、その背に傷をつけることで接着面の面積を増やし、そこに独自に作り上げた特殊な接着剤を使って、かつてない水平開きのノートが出来上がりました。メモパッドや伝票が1枚1枚綺麗にはがれるように用いられている「天糊(てんのり)」という製本技術を応用することで可能になったそうです。
今後はこの技術を活用し、ノートだけでなく、水平に開き見やすい写真集の発売も予定されています。水平開きのノートや本が、今後増えていくのかもしれません。
(左)中村輝雄さん(右)中村博愛さん
水平に開くノート
写真集も折り目が気にならない!
- 最寄駅
- 北池袋駅より徒歩13分
(JR板橋駅より徒歩4分) - 所番地
- 東京都北区滝野川6-46-10
- 電話番号
- 03-3916-1444
- 特選情報
- [定休日]土・日・祝日
[ホームページ]
http://nakaprin.jp/
※商品取り扱い店舗はHP等でご確認ください