
トーク企画
⚫︎ゲスト/ STUTS
企画「直筆!STUTSの履歴書」
注目の音楽プロデューサー・トラックメイカーSTUTSさんが日本テレビ音楽番組に初登場!
今回はSTUTSファンの東京03の角田晃広さんと共に、その経歴と素顔を直筆の履歴書で深掘り!
■2001年:小6の時、CHEMISTRYでのアルバムでHIPHOPを知る
CHEMISTRYの1stアルバム「The Way We Are」に収録される、「♪KAWABATA and DABO「BROTHERHOOD」」がHIPHOPを聴き始めたきっかけに。その後RIP SLYMEやEminemなどHIPHOPにのめり込んでいったそう。
■2002年:鹿児島のラ・サール中学に入学し寮生活開始
小学校の時から勉強、特に算数が得意だったというSTUTSさん。「なぜ出身は愛知県なのに、鹿児島県のラ・サール中学へ?」という質問には、「中学受験で受かったから行ってみようと決意したものの、今思うと、中学での寮生活はかなりハードだったと思う。」と振り返った。
■2004年:中3の時、貯めたお年玉でサンプラーを買う
サンプラーを買ったきっかけは、HIPHOPを聴き漁る中で、初め自分もラップをしようと思ったが、その為のバック音楽も、元あるトラックを使うのではなく「自分で作るもの」と思ったからだそう。
スタジオでは、中3の時に初めて作った「現状打破」というタイトルの貴重な音源を公開!
バカリズムは「既に完成されている」と驚くほどのクオリティ。
影響を受けたアーティストを聞くと、「キングギドラ」との回答が。その影響で、HIPHOP曲は社会批判する曲が良いと思い、このタイトルにしたというエピソードも。
友達にMDを送って聴かせていたという自作曲の中には、夏休みに寮から実家へ帰省する友達に向けた「暑中お見舞いラップ」なるものも。今でこそ爽やかな装いのSTUTSさんだが、中2の時はHIPHOP系のファッションにも憧れた時期があったが、似合わなすぎてやめたというエピソードが。
■バカリズムと東京03角田の出会い:90年代からの付き合い
1995年にバカリズムコンビデビュー、1996年に角田が所属した「プラスドライバー」デビュー。
当時を振り返ったバカリズムは、角田を「日本で一番ダサいコントやってた」とイジる場面も。
■2008年:東京大学入学。渋谷のクラブで知り合ったラッパーさん達へトラック提供開始
高1・高2は寮生活で携帯とパソコンが禁止だったため、曲制作に勤しみ、作り貯めていたという。東京大学入学を機に上京し、門限からも解放された当時のSTUTSさんは、上京して1日か2日目に高3の時に携帯サイトで知り合ったラッパーに誘われ、渋谷のクラブでDJをしたそう。
その驚きの行動力にバカリズムは思わず「まだ荷解きも済んでないですよね?!」とツッコミ。
■2013年:ニューヨークで路上ライブ。その動画がYouTubeで注目される。
HIPHOP発祥の場所である憧れのNYに、大学の卒業旅行で一人旅へ。大学時代に知り合ったラッパーの1人がNYに住んでいたこともあり、現地でライブができる場所を相談したところ、「そこらへんでやっちゃえば?」との驚きの提案にのっかるSTUTSさん。
スタジオではその実際の映像を公開!「集まった人全員イカついんだけど!」とバカリズムも驚愕するNYでの光景に、STUTSさんは、最初の音を鳴らすまでは不安だったが、鳴らし始めて人が集まり囲まれている時はNYで演奏できる楽しさの方が勝っていたと振り返った。
■2015年:東京大学大学院卒業。IT企業に就職
■2016年:4月1stアルバムリリース。PUNPEEさんとの楽曲が話題になる。12月IT企業退社。
この時期のSTUTSさんにとって「音楽」は、「生活できてもできなくてもやり続けるもの」。
音楽で食べていきたいという希望はありつつも、まだ実感はなく一度就職。
しかし、NY路上ライブの動画が繋いだ縁で、声をかけてもらえたこともあり、アルバムリリース。
一方、会社では自分のやりたい仕事ができなかったという想いも相まって、このアルバムリリースをきっかけに「音楽で生活する」目処がたち会社を退社。その行動の速さにバカリズムは「会社速攻辞めてる」とツッコミ。それには「ホントにその通り」と苦笑いするSTUTSさんでした。
■2021年:松たか子主演ドラマの主題歌を担当
STUTSさんがトラック提供・プロデュースを務めた、松たか子さん主演ドラマの主題歌「Presence」で、バズリズムとも縁のあるラッパー・NENEと今回のゲスト・角田さんがコラボ。ラップ経験がないという角田さんを、STUTSからは「発声が素晴らしい」と絶賛。さらに、「オートチューンをかけた角田の声がかっこいい」とSTUTSさんが太鼓判を押す、「Presence III feat. NENE, 角田晃広」をスタジオでも聴いてみると、バカリズムからの「30年近い付き合いの人がここまでオートチューンされるとは。オートチューンされる様なコントじゃなかった」とのイジりに、角田さんも「オートチューンが言いたいだけ」とツッコミ、スタジオは笑いに包まれた。
■2023年:初の武道館公演SOLD OUT
トラックメーカーとして大舞台に立つSTUTSさんは、「マイクで歌うラッパー・シンガーと楽器(MPC)の演奏者としての中間の感覚」でいるという。
そこで、STUTSさんが初回から出演している日本最大級のHIPHOPフェス、POP YOURSに地上波テレビとして初潜入し、STUTSさんのライブの裏側に密着しました!
■2025年10月18日開催「POP YOURS OSAKA」@大阪城ホール
唯一のトラックメイカーとして参戦したSTUTSさん。お客さんの9割が10代〜20代だというHIPHOP好きの若者たちが多く集うPOP YOURSは年々規模が拡大している。
13:00…開演 ▶︎ 13:30…ケータリングの大阪名物・たこ焼きや551蓬莱の豚まん、さらにビールを飲んで腹ごしらえをするSTIUTSさん。「緊張する場所ではライブ前でも気にせず飲んでからステージに上がることが多い」という。 ▶︎ Elle Teresa・LEX・MFSなど豪華ラッパー達との挨拶、今回コラボするKaneee・7との打ち合わせ ▶︎ 15:30…本番 大盛り上がりの本番を終えて、「こういうフェスは色んな人に会えて楽しい。自分だけトラックメイカー・プロデューサーで、普段曲作っているだけだと実際に聴いている人は見えない。MPCを人前で演奏することで反応がダイレクトに感じられ、やっていて良かった。」との感想も。POP YOURS OSAKAのテーマソングをSTUTSさんと共作したguca owlさんは「(STUTSは)HIPHOPへの愛情がすごい強く情熱的。HIPHOPの枠に収まらない音楽性の高さがある」と語る。
■イラスト発表
イラスト:「2005年くらいのSTUTS」
バスケットボールウェアなどHIPHOP系ファッションを試すSTUTSさんの絵に、「まさにそんな感じ。似合ってなかった」と当時を振り返るSTUTSさんでした。
■スペシャルライブ
・STUTS「夜を使いはたして feat. PUNPEE」
・Daichi Yamamoto「いい感じ feat. STUTS」
スタジオライブ
Paledusk「NO WAY!! feat.粗品」
osage「ごめんね。」
タイトル未定「プラネタリウム」
あの人ランキング
番組が用意した最新曲5曲から、ゲスト独自のBEST1を選んでいただくコーナー。
今回は広瀬アリスさんに「洗い物をしながら聴きたい曲No.1」を選んでいただきました。
■今回紹介した5曲
HATE and TEARS「Dirty Museum」
嫉兎のアリバイ 「嫉兎完全犯罪」
きゅんタヒに一生を!? 「無裏」
AXXX1S「僕の推し〜僕のタカラモノ〜」
MIKU TANAKA・ASTRHYME「mote mote♡」
■広瀬アリスさんの「洗い物をしながら聴きたい曲No.1」は…
HATE and TEARS「Dirty Museum」
BUZZ CLIPS
■アーティスト:終活クラブ
次世代アーティストに1か月密着し、
密着中にAメロ・Bメロ・サビの順で番組オリジナルMVを作る『BUZZ CLIPS』
今回は、「インターネットやめたい」のサビをバズリズムライブBUZZER STAGE密着オフショット映像でお届け!
クイズ!ミュージックビデオ王
市來アナがバカリズムに向けて、
MVをよく観ていれば答えられる簡単なクイズを出題するコーナーです。
[紹介楽曲]Lienel「Daisy」
今週は3問目。
■今回の市來からの問題
【Q.】白い石像は合計何回出てくる?
A.答え⇒「6回」
バカリズムの回答は「6回」で正解でした。
来週は4問目となります。
※このコーナーは一部地域では放送されていません。

