番組内容

舞台はカンボジア。
長く続いた内戦、そして政情不安…。ようやく平和な日々を取り戻したカンボジアは今でも世界で特に貧しい国の一つです。人口の35%が一日1ドル以下で暮らす貧困ラインにあると言われています。(※1)
そんな中、子どもたちの労働力は貧しい家庭にとって主な収入源であり、
子どもの人身売買も日常的に行われていました。
子どもが親に売られる…“幼児売買”・・・。

わずかなお金で親に売られてしまった子どもたちは重労働を課せられたり、
隣国に売り飛ばされたり、そして少女たちは売春宿で働かされるのです。
特に外国からの観光客を相手に横行した“カンボジアの幼児売春”。
ここ数年、ようやく政府が人身売買の取締りを始め、
売春宿など劣悪な環境で働かされていた子どもたちの救出が始まりました。

今年、24時間テレビ32のチャリティーパーソナリティーを務めた女優の菅野美穂はそんなカンボジアを訪れ、実の父親に売春宿に売られた経験を持つ幼い姉妹に出会いました。9歳の姉、ダリーンと8歳の妹、ダリ。
幼い姉妹の壮絶な過去とカンボジアの現実を体当たり取材でひも解いてゆく菅野美穂、
そして知ったあまりの実体に言葉を無くす菅野美穂・・・。
そんな中、保護された姉妹ダリーンとダリが暮らす児童養護施設は、
資金難のためにあと数ヶ月で閉鎖されてしまうことに・・・。
菅野はこの姉妹の居場所を探すために施設を飛び出して旅に出ます。
果たして、姉妹に帰る家はあるのでしょうか?

(※1)・・・2007年WFPの資料より


番組の背景


今回、女優の菅野美穂が訪れた児童養護施設は、カンボジアの首都プノンペンにあるNGO(非政府組織)が運営する施設CCASVAです。
1996年に設立され、現在50人ほどの子どもたちがこの施設で暮らしています。
親に売られたり、親を亡くしたり、あるいは家庭内暴力から逃げてきたり、子どもたちの背景は様々ですが、どの子どもたちも、この施設を出て他に行くあてのない子どもたちばかりです。
しかし、世界的な不況により海外からの支援金が激減、今、ダリーンたちが暮らすのこの施設CCASVAは運営難に陥っていて、あと数か月後には閉鎖されてしまう状況にあります。
もし閉鎖されてしまえば、子どもたちは最悪の場合、スラム街へ戻されてしまうのです。

この施設について詳しいことは下記のホームページをご覧ください。
http://www.ccasva.org/

菅野美穂さんからのメッセージ

この地球に生まれ、同じ時代に生きているのに、これだけ違う現実があるということ…。
カンボジアは遠い国ですが、身近な問題として見ていただければと思います。


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