出演者


東京スタジオ
MC
黒柳 徹子
進行     羽鳥 慎一 アナウンサー
ゲスト   高嶋 政伸
眞鍋 かをり
上海スタジオ
MC   くりぃむしちゅー 上田 晋也
くりぃむしちゅー 有田 哲平
ゲスト  

中国の旅人

川原 亜矢子  〜「楊貴妃」のリアルな姿を見つけるべく、1200年以上もの歴史を遡る旅をするのは
「美」と非常にツナガリの深いモデル出身、川原亜矢子。

草野 満代

〜中国最高指導者の妻から死刑囚へと転落した「江青」の波乱に満ちた人生を
紐解くのはジャーナリストの草野満代。

一人の男を愛するがゆえ、見失い、得たもの…一人の女性として、また一人の取材者として
草野が禁断とされる江青の人生を探る!
松下 由樹

〜彼女の禁断のベールに踏み入るのは女優・松下由樹。

西太后のゆかりの地を訪れ西太后の真の姿に迫っていく。

(50音順)    

【1】プロローグ

中国4000年の悠久の歴史。
近年の急速な経済発展。
世界の目は、今、人口13億の大国、
中国の一挙手一投足に注がれている。
中国のすべてを映し出した北京オリンピック。
4000年もの間、綿々と受け継がれてきた中国の悠久の歴史を
世界は改めて知った。
そして、その中国の歴史が動く時、
そこには時代のカギを握る女が登場した。
それはいずれも、悪女と呼ばれた女たちである。

唐の時代、皇帝が政治を忘れ国が傾くほどの絶世の美女、楊貴妃。
清王朝の後期、半世紀に渡り中国に君臨した冷酷非道の女帝、西太后。
戦後の中国、文化大革命で多くの国民を苦しめた、毛沢東の妻、江青。

しかし、その生き様に深く目を向けたとき、
そこに浮かび上がってきたのは意外な素顔だった―。
悠久の歴史の中で、重要な転換期に登場する傾国の美女たち。
彼女たちが紡いだ愛の形と歴史の闇に埋もれたもうひとつの素顔が、明らかになります。


【2】〜西太后 史上最大の権力者の真実!!〜  

「悪女」と呼ばれた女帝・西太后の一生とは!?
〜女優・松下由樹、西太后の真の姿に迫る!
 
彼女の「残虐非道な悪女列伝」は映画「ラストエンペラー」でも伝えられている。夫である帝の寵愛を受けた側室に嫉妬、彼女の手足を切断し、生きたまま甕に入れ、笑いながらそれを眺めていたというのは有名な話。
…「権力」に取り憑かれ、夫や自分の子供さえ手にかけた
と言われ、「国を滅ぼした無能な統治者」と悪評の高い西太后。
…しかし、それは彼女の本当の姿だったのか!?
西太后に伝わる数々の逸話。
―毎夜彼女のためだけに用意された150皿以上の満漢全席。
―実は壮絶な彼女の一生。19歳で未亡人、最愛の息子も成人前に亡くし…
―19世紀末、瓦解寸前の清王朝に欧米列強が迫る…孤独に戦った女帝!
そんな彼女の側近だった人物が明かす西太后の孤独な生涯とは?
更に今回取材班は西太后のひ孫と名乗る男性に接触成功!
「天地一家春」という言葉に託された彼女の思い。権力の頂点にあってどんなに贅沢をしても、西太后は決して、満たされることはなかった。
生涯で一番幸せだったのは、皇帝の寵愛を受け幼い息子と水入らずで過ごした小さな御殿での生活だったのではないだろうか。
…「稀代の悪女」と呼ばれた西太后の知られざる姿が明らかになる!


【3】〜傾国の美女の素顔…日中の架け橋となった楊貴妃〜  

〜モデル・川原亜矢子、
1200年以上も謎に包まれた楊貴妃のベールが今あかされる!

陝西省の省都・西安…かつての名を長安という。
長く繁栄を誇った古代中国の都には世界の歴史に名を刻む絶世の美女がいた。
彼女の名は、楊貴妃。
彼女については「世界三大美女の1人」「ライチ好き」だったという逸話が耳慣れている。しかし実は遥か唐の時代…7代目皇帝・玄宗に取り入り、その美貌ゆえに国を滅ぼした魔性の女…「傾国の美女」とも言われている。玄宗皇帝と楊貴妃の年の差は約30歳。その壮絶な恋物語は「長恨歌絵巻」によって現代に伝えられている。この絵巻に描かれた真実、また描かれていない真実を追う旅が、いま始まる。楊貴妃と同じ時代を生きた日本人…阿倍仲麻呂、最澄、空海。
彼らはみな「遣唐使」として1200年前に中国と日本の強い絆を結ばせた人物だった。そんな遣唐使の中には楊貴妃と接触を持った者もいたという!
その名も弁正。阿倍仲麻呂よりも先に唐に渡った日本人留学僧で、玄宗皇帝の厚い信頼を得、後に阿倍仲麻呂を玄宗の側近にと薦めた人物だった。
弁正であれば玄宗と楊貴妃の恋物語も目撃しているはず…!
楊貴妃38歳…彼女は唐王国の平和を願い、幾度も愛を交わした男に命を断たれる事を受け入れたのだ。彼女の持つ「美」によって、あまりに悲しい終焉を迎えた楊貴妃。彼女の人生は果たして幸せと言えたのであろうか…?

「傾国の美女」と謳われた楊貴妃の人生はわずか38年…己の美しさに翻弄された波乱の人生であった。幸福と不幸がめまぐるしく交錯した楊貴妃の短くも激しい人生にいま、新たな光があたる!


【4】愛と野望の革命劇…毛沢東夫人・江青  

〜ジャーナリスト・草野満代、
中国ではタブー視された歴史的女性にスポットを当てる!

20 世紀を代表する偉大な革命家・毛沢東。
その妻でありながら中国最大のタブーとされている悪女・江青。
元女優であった江青はその美貌と体で男を虜にし、世を渡ってきた。
世間の注目を浴びるには…女優でなく、政治家の妻になることだ!と、
女優からファーストレディへの華麗なる転身、彼女の策略、周囲の謀略…
毛沢東さえ虜にした江青だったが、彼女はそこで『愛』に目覚める。

1960年代後半から70年代前半に行なわれた『文化大革命』。
ブルジョアを廃し、社会主義への道を強引に進もうと政治・社会・文化・思想を「粛清」した政治運動…結果中国全土で約1000万人とも言われる大量虐殺と伴う内戦に発展。大失敗に終わった文化大革命の船頭となったのは江青率いる「四人組」であった。
その責任を取らされる形で、江青は死刑判決を受けたのだった。
江青は裁判でこう言ったという。
「私は毛主席の1匹の犬に過ぎない」愛する夫の為にすべてを捧げた江青。
しかし華やかな舞台が彼女の歯車を狂わせた。
それはいつしか本当に欲しかった夫の愛さえも失う結果となったのだった。
死刑判決を受けた江青は、後に無期懲役に減刑された。
彼女は最後まで夫に見捨てられた事を認めず、永遠の愛を信じていたという。

東西の壁も崩れ、中国は経済大国への道を歩み始めた。
そんな1991年春、江青はひっそりと自ら人生の幕を閉じる。
その死は小さく新聞の片隅に載せられただけであった。
英雄・毛沢東の妻でありながら江青を語り継ぐ人は誰もいない…
しかし江青が愛する夫に捧げ、自ら指導したという舞台、革命模範劇だけが
今も尚、上映され、喝采を浴び続けている。