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STORY

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「斬り裂く者たちIII」

覚醒者の討伐に成功した4人のクレイモアは、クレアを除いて満身創痍だった。特にデネヴは、腕の再生に妖気を使い果たしたため腹部の再生が進まず、後は本人の気力次第という状態。ヘレンは、一番多くやられたクレアの傷が全てすぐに回復可能な場所ばかりだったと知り、首をひねった。
 
そんな中、ある疑問を抱いたミリアは、ヘレンとクレアに覚醒しかけたことがあるかどうかを尋ね、デネヴを含めた全員がその経験のある問題児ばかりだと判明した。ミリアの話によると、今回の仕事では、その問題児ばかりのグループが、組織のミスで、偶然、通常なら倒せないような覚醒者と戦うことになった。つまり、今回の討伐は、偶然が重なり過ぎており、組織が4人を抹殺するために仕組んだ可能性がある、というのだ。
 
自分が戦いの中で覚醒しかけた時の様子を話し、その時以来、自分たちを使い捨てのように処分する組織に復讐を決意したと明かすミリア。自分たちが、普通なら一気に覚醒する所を途中で止まっている状態、もしくはゆっくりと覚醒し続けている半覚醒の状態ではないか、とのミリアの説明を聞いたヘレンとクレアは、互いに顔を曇らせた。

ミリアの話を倒れたまま聞いていたデネヴは、思わぬことを言い出した。このまま限界を守っていれば死ぬだけだと察したデネヴは、限界を越えて完全覚醒する寸前まで自分の身体を持って行き、腹部の再生を果たして人間に戻ってくる、人体実験を宣言したのだ。そして、もし、完全に覚醒した場合、直ちに自分の息の根を断つよう頼んだデネヴは、覚醒を開始した。

ミリア、クレアらが、剣を構える中、デネヴはその姿を変えて行き――。