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STORY

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「斬果て無き墓標II」

クレアが狂気の笑みで迫るオフィーリアに追い詰められた場所は、断崖絶壁の上だった。妖気を抑えて懸命に対抗するクレアに対し、オフィーリアは、奇妙な剣法を使い始めた。それは相手の妖気を感知して剣の軌道を予想して戦うクレアの上を行く剣法で、全く防ぎようがないのだ。オフィーリアが漣の剣と呼ぶその威力に、完全に受身になったクレアは、切り裂かれた結果、剣を握る右手をわざと切断させて断崖から転落した。

だが、オフィーリアは、クレアの作戦を読んでいて追いかけて来た。接合しようとした右手をみじん切りにされたクレアは、負けを覚悟する。さらに、左手首も切断されて絶体絶命となった。

そんな2人の前に、思わぬ人物が現われた。マントで全身を覆ったその女に、全く妖気は感じられない。思わぬ邪魔者の出現に、妖力を上昇させるオフィーリア。これに気付いたクレアは、女に早く逃げるよう告げた。

オフィーリアの攻撃はすぐに始まった。だが、女は、その攻撃をことごとくかわし、オフィーリア必殺の漣の剣ですら軽く弾き返した。そして、女は、目にも止まらない太刀さばきで、オフィーリアの防具や身体を切り裂き始めた。これを見たクレアは、女が死んだはずのテレサ討伐隊のひとりで、かつてのナンバー2、高速剣のイレーネだと知る。

気を失ったクレアが意識を取り戻したのは、イレーネが住む小屋のベッドの中だった。1週間程、看護されたクレアの左手は接合していたが、利き腕の右手はなかった。そして、イレーネはクレアがかつてテレサと一緒にいた少女だと聞く。一方、クレアは、イレーネがプリシラの討伐で左腕を切断されたと知る。その夜、2人は、それまでのことを色々と語り明かした。

まもなく、クレアの思いを知ったイレーネは、高速剣の奥義を伝授して――。