
制服代わりにアメカジを着て4WDを乗り回す“イケ”こと赤池早雄(坂口憲二)と、コスプレの女性が大好き“ウラ”こと大浦久(相川翔)は、ヤクザもビビる警視庁本条警察署の持て余し刑事コンビ。2人は、型破りの荒っぽい捜査で始末書の束を作りながらも、抜群の成績を上げている。
そのイケが、闇金絡みで顔見知りのヤクザと格闘中、尿管結石の発作で入院し、腎臓の病気で入院中の11歳の少年・宮原明人(須賀健太)と同室になった。ナースの渡辺可奈(原沙知絵)の話によると、明人は、まもなく故郷・音無村の市民病院に転院する予定。滞っていた医療費の都合がついたらしいこともあり、明人は仲良くなったイケに笑顔を見せる。
ところが、明人を迎えにやって来た唯一の家族である父親の宮原啓介(奈良坂篤)が、病院の構内で刺殺されてしまった。イケは、見舞いに来ていたウラと共に追跡するが、犯人は逃亡。イケは、病院の窓から偶然犯人を目撃していた明人から事情を聞くが、捜査の糸口を見つけることは出来なかった。

イケの上司、捜査係長の市瀬順矢(森本レオ)の情報などをまとめると、宮原が研究員をしていた製薬会社が倒産。明人の入院などで多額の金の必要に迫られた宮原は、音無村で何かの研究を始めたらしいのだ。明人が病院内で襲われたと知ったイケとウラは、明人と面識がある犯人が口封じを狙ったとにらんだ。
まもなく、イケは、明人に付き添う可奈と一緒に音無村に出発。途中、可奈のナース姿に一目惚れしたウラが加わり、音無村の市民病院に到着した。ウラは、GPSが付いた携帯を明人に持たせて、万が一に備える。
そんな中、イケは、ウラに、実は自分も音無村の出身だと明かした。少年時代、山崩れで両親を亡くしたイケは、天涯孤独の身。母校の分教場が廃校になっていると知ったイケはしんみり。だが、立ち入り禁止の看板が出ている廃校を見たイケとウラは、犯罪の臭いを感知。調査の結果、廃校の理科室が覚醒剤の密造工場だったと知った。どうやら、明人の医療費に困った宮原は、製薬の技術を買われて覚醒剤の密造に手を貸し、組織を抜けようとして殺されたらしいのだ。
イケとウラの動きに気付いた犯人側は、廃校の外に止めてあった4WDを時限装置を使って爆発。この影響でイケは、目を負傷してしまった。GPS信号が移動したことで明人が犯人側に捕まったと気付いたウラは、救急に連絡する一方、葬儀屋の車に乗って追跡を始めるがー。