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日テレ

時代屋の女房
2006年2月14日 21:00〜22:54 放送
安 ・・・ 渡瀬恒彦
真弓 ・・・ 大塚寧々
サンライズのマスター ・・・ 泉谷しげる
今井 ・・・ 笹野高史
マスターの奥さん ・・・ 山田スミ子
今井の奥さん ・・・ 宇津宮雅代
ユキ ・・・ 滝沢沙織
トン吉のオヤジ ・・・ 中野英雄
女将さん ・・・ 相本久美子
若い男 ・・・ 深水元基
電気屋の松ちゃん ・・・ 布川敏和
原作:村松友視
脚本:寺田敏雄
監督:雨宮望
時代屋の女房
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時代屋の女房 東京のはずれで古小道具屋を営む中年男と、男の店に転がり込んできた家出癖のある女との奇妙な関係を軸に、その町に住む様々な人々たちとの悲喜劇を、人情味ゆたかに大人の色気で包み込んだ純愛ストーリー。昭和の香りを色濃く残す街の一角に、ひっそりと佇むようにある一軒の古道具屋。 ここを舞台に、多くを語らない大人の男と女の、その間にある微妙な空気、上質な色気が描かれている。原作は、同名小説で87回直木賞を受賞した松村友視。大人たちは大人の愛に自信を持ち、若者たちは大人たちの愛の機微に触れることが出来る珠玉の作品である。

 東京のはずれにある古い佇まいの古道具屋に、一人の女の客がやって来た。真弓(大津寧々)というその女は、店先にあった青い奇妙な形のガラス器<なみだ壷>を買いたいと主人の安(渡瀬恒彦)と言葉を交わす。そして程なく、真弓は、安の人柄と、独り身を見透かしたように、女房にして欲しい、と切り出した。やがて、安は、真弓と一緒に暮らし始める。働き者の真弓は気立てがよく、おまけに美人。だが、真弓は、自分の故郷はもちろん、身の上話などは一切明かさなかった。その真弓は、ある日、なみだ壷を残したまま姿を消してしまうが―。
時代屋の女房 昭和の懐かしい風景が残る街並みの中にある古ぼけた佇まいの古道具店「時代屋」この店を一人で気楽に経営している安(渡瀬恒彦)は、ある日、拾ったらしい猫を抱えながら入ってきた女・真弓(大塚寧々)から、いきなり驚きの告白をされた。店先にある妙な形の青いガラス器<なみだ壷>が欲しいという真弓は、しばらく話した後、独り身の安の性格を見透かしたように「あたし、あなたの女房になる」と告げたのだった―。

 それから半年。安は、気のいい友達、喫茶店「サンライズ」のマスター(泉谷しげる)や、居酒屋「トン吉」のオヤジ(中野英雄)らのやっかみを受けながら、幸せな時を過ごしていた。働き者の真弓は、気立てがいい上にかなりの美人。だが、安は、そんな真弓に一つだけ不満があった。真弓は、なぜか自分の故郷や家族、生い立ちなどを一切明かそうとはしなかったのだ。

 まもなく、顔なじみのクリーニング屋・今井(笹野高史)が、真弓が一人でいた店にやって来て、古いトランクを売却。そして、夜、真弓と一緒に「トン吉」に行った安は、そこにいた今井と話す機会があった。ところが、その翌日、なんと真弓が突然店から姿を消してしまった。真弓の家ではすぐにご近所に知れ渡り、安はもちろんマスターらも心配を募らせる。

 そんな中、店にやってきた今井は、いきなり土下座をし、真弓とは顔見知りだったことを明かした。人のいい今井は、それを隠していたことに罪悪感を感じ、思わず謝ってしまったのだった。その話によると、半年前、神楽坂の芸者崩れの女を愛人にしていた今井は、別れようとして苦労したことがあった。その時、2人の間に入り、今井のグチまで聞いてくれたのが真弓だったのだ。真弓は、今井の話から、かって失くした大事ななみだ壷が安の店にあると知りやって来たらしい。そのなみだ壷は、真弓がいなくなった後も、まだ安の店にあった。そして、なみだ壷が引き寄せるかのように、翌朝、真弓は店に戻り何事もなかったかのように働き始めた。

時代屋の女房 まもなく、安と真弓は、地方に骨董品の買い付けの旅に出た。これが新婚旅行代わり、という真弓に、結婚を考える安は両親に挨拶したいと切り出した。だが、真弓は相変わらず断り、自分の故郷はこの世にはないという。安は、今井の話を明かした上で、籍を入れようと告げるが、真弓の返事はなかった。

 数日後、真弓は再び姿をくらました。だが、なみだ壷が残っていると知った安は、必ず真弓は戻ってくると思った。マスターの愛人・ユキ(滝沢紗織)を巡る喧嘩があって程なく、安は、今井のトランクに挟まっていたテレカが、真弓のものではないかと思った。その図柄となっている場所は、何年か前にダムの開発で湖の底に沈んだ村。真弓の「故郷はない」と言っていた言葉と合致するのだ。

 その夜、店に戻ってきた真弓は、なみだ壷と一緒に置かれていた例のテレカを見つけ、問わず語りで自分の生い立ちを話始めた。

 真弓の故郷は、安の推測通り、今はダムの湖の底に沈んだ成澤村。この村が沈む前、親が決めた結婚を拒んだ真弓は、勘当されて家を出た。その際、顔なじみの雑貨屋の主人から、持っていれば必ず幸せになれるという青いガラス器を贈られた。それがなみだ壷だった。その後、真弓は結婚したが、自分が運転していた車で事故を起こし、同席していた夫が死亡。妊娠していた真弓は、生まれた子供を亡き夫の親族に取られてしまった。真弓が気付いた時、なみだ壷はいつの間にかなくなっていたらしいのだ。

 真弓が時々姿を消すのが自分の子供の顔を見るためだと、気付いた安は、自分の答えを出すよう告げ、元気そうに学校に通う子供の元に連れて行って―。


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