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日テレ

松本清張スペシャル「指」
2006年2月21日 21:00〜22:54 放送
福江弓子 ・・・ 後藤真希
北岡美穂 ・・・ 高岡早紀
鈴木香織 ・・・ 星野真里
生方恒子 ・・・ 萬田久子
安田明 ・・・ 西村和彦
三枝公明 ・・・ 石田純一
夢野ジョージ ・・・ 六平直政
玲 ・・・ 高畑淳子
斉藤晃代 ・・・ 伊佐山ひろ子
麗子 ・・・ 北原佐和子
原作:松本清張(『指』、新潮文庫『水の肌』より)
脚本:荒井晴彦
    黒沢久子
監督:佐々木章光
プロデューサー:前田伸一郎(日本テレビ)
          齋藤立太(松竹)
          黒沢淳(テレパック)
          三好英明(松竹)
主題歌/挿入歌:SATOMI
企画協力:ナック
      菊地実
音楽協力:日本テレビ音楽(株)
制作:日本テレビ
    松竹
松本清張スペシャル「指」
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 ワイドショーの女性リポーターが、ひょんなことから若手人気女優の謎だらけの下積み時代に注目。その過去に取材のメスを入れると、おぞましい事実がウミのように流れ出す。女性同士の熾烈な三角関係、嫉妬、刃傷沙汰、そして、自殺、殺人。なんとしてもスターの座に就きたかった女が同性の2人の心を弄んだ結果、恐ろしい事件まで連続して発生していたのだ。女性リポーターは、その若手女優こそ殺人事件の真犯人だと察知するが、犯行を証明する証拠が見つからなかった――。巨匠・松本清張が、出世欲と愛欲が渦巻く女性同士のドロドロの世界を冷徹に描いた謎解きミステリー。

 ワイドショーでリポーターをしている鈴木香織(星野真里)は、若手人気女優・福江弓子(後藤真希)が愛犬の殺害死体を遺棄する場面を偶然に目撃。顔見知りのテレビ局社員・安田明(西村和彦)に弓子に関する様々な疑問をぶつけられたことから、その過去に強い興味を抱く。安田は、芸能人の半生をインタビュー構成で紹介する番組のディレクター。弓子のインタビューを行った安田は、その半生が謎だらけと感じたらしいのだ。安田からインタビューの素材テープを全て見せてもらった香織は、弓子の下積み時代を支えてくれた謎の女性パトロン・生方恒子(萬田久子)と、弓子の小劇団時代のトップ女優・北岡美穂(高岡早紀)に注目するが―。
 都内の高級住宅地でペットの犬を狙った殺害事件が多発する中、ワイドショーリポーター・鈴木香織(星野真里)は、犯人逮捕に協力して仕事を増やそうと、カメラを抱えてオトリ作戦を敢行。真犯人にはたどり着けなかったものの、なんと若手人気女優・福江弓子(後藤真希)が死んだ愛犬のチワワを遺棄する場面を目撃した。だが、マイクを握り締めてリポートする香織に対し、弓子は自分も連続愛犬殺害事件の被害者だと反論。香織は、責任を取らされる形で、番組を降ろされることが確実になった。

 そんな香織が、芸能人の半生をインタビュー構成で紹介する番組のディレクター・安田明(西村和彦)に声を掛けられ、弓子のことを聞かれた。長時間のインタビューを行ったという安田の話によると、弓子の半生は謎だらけだというのだ。弓子が愛犬を自らの手で殺したとにらむ香織は、その過去に興味を抱き、安田が撮影したインタビューの素材テープの検証を開始した。

 インタビューの内容によると、3年前、小劇団の女優だった弓子は、同じ劇団のトップ女優・北岡美穂(高岡早紀)の紹介で、レズビアンが集まるバーでアルバイト。仕事が合わずに店を辞めたもののすぐに生活に窮した弓子は、たまたま知り合った一人暮らしの社長夫人のマンションで居候を始めた。そして、ある舞台で主役に抜擢された弓子は、その演技が現在の夫である映画監督・三枝公明(石田純一)の目に留まり、後はとんとん拍子でスターへの階段を上っていった。

 だが、その女性パトロンの正体を確かめるために、問題のバーを訪ねてママの玲に会った香織は、下積みの弓子が味わった苦い経験と驚きの事実を知った。女パトロンというのは、店の常連客の生方恒子(萬田久子)。弓子に死ぬほど入れ込んだ恒子は、愛されたのが自分ではなく自分の財産だったと気付き、絶望して自殺。さらに、女優のかたわらバーを始めた美穂は、半年ほど前に殺されていたのだ。

 報道によると、美穂の遺体のそばには、やはり首を絞められた愛犬らしいチワワの死体があり、現場の状況、隣室の住人の証言などから、犯人が美穂と親しい関係にあった可能性が高いことが分かった。恒子もチワワを飼っていたという玲の話を思い出した香織は、犯人が弓子だと推理。美穂の遺体のそばで死んでいたチワワが、恒子の愛犬だったのではないかとにらんだ。

 まもなく、香織の取材を受けた弓子は、自分と恒子、美穂がレズビアンの三角関係にあったことをあっさり認め、その後のいきさつを明かした。美穂と弓子を取り合った恒子は、激情にかられて包丁で美穂の顔に切りつけ、自殺するために自宅で多量の睡眠薬をあおった。恒子自身からの連絡で、弓子と共に現場に駆けつけた美穂は、恒子の死を確認。顔に大きな傷が残ったものの、弓子を我が物にした美穂は、弓子を自分の代わりに主役に推薦し、自ら演技指導をした。この舞台が三枝の目に留まり、弓子は一躍売れっ子になったのだ。

 だが、愛する人を男に取られた美穂は、新たな事実を明かして弓子を縛ろうとした。恒子からの連絡でその自宅に駆け付けた時、恒子はまだ生きていた。つまり、美穂は、何もせず自分と共に現場を去った弓子も、恒子を見殺しにした共犯だと告げたのだ。再び関係を迫られた弓子は、その直後、美穂を絞殺した、と香織に告白するが―。


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