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日テレ

たくさんの愛をありがとう
2006年4月4日 21:00〜23:14 放送
先間敏子 ・・・ 桃井かおり
大島みづほ ・・・ 奥菜恵
吉村良太 ・・・ 田中聖
滝川萠 ・・・ サエコ
先間裕也 ・・・ ささの友間
滝川瑛一 ・・・ 西村雅彦(友情出演)
吉村静子 ・・・ 浅田美代子(特別出演)
遠藤教頭 ・・・ 斉藤暁
今井俊夫 ・・・ 正名僕蔵
金子 ・・・ 梨本謙次郎
速見幸作 ・・・ 榎木孝明
先間健一 ・・・ 平田満
原作:先間敏子(『たくさんの愛をありがとう』ごま書房刊)
脚本:矢島正雄
監督:雨宮望
プロデューサー:前田伸一郎
          志村彰(The icon)
          赤羽根敏男(The icon)
          佐藤敦
主題歌/挿入歌:「愛を止めないで」唄 オフコース
たくさんの愛をありがとう
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たくさんの愛をありがとう 死を前にして、人はどれほど尊く、他人に優しく生きることが出来るのだろうか。この作品は、そんな答えを実際に示してくれた一人の女性教師の残された日々を描いたドキュメンタリードラマである。主人公は、鹿児島に住む高校のスクールカウンセラー・先間敏子。市内の繁華街を回り子供たちに声を掛けていたその敏子が、がんで余命1年を宣告される。だが、敏子は、死ぬためにだけ生きることに疑問を抱き、残された時間で少しでも子供たちを救おうと、痛む脚の切断に踏み切るのだ。だが、義足を付けて踏ん張る敏子に、ついに最期の時が迫って―。

 『自分が輝けば、きっと相手も輝く』『自分が死ぬと分かって初めて知る命の意味があった』『がんに「ありがとう」といえる』『死んでもいいぐらいの幸せは、ある』――など、このドラマは、私たちに生きる力と希望を与えてくれる珠玉の言葉がいっぱい詰まった涙と感動の作品である。

 なお、このドラマの元となった原作『たくさんの愛をありがとう』を著した先間敏子さんは、2005年の6月、惜しまれながら、天国へと旅立った。

 鹿児島の桜島にある高校のスクールカウンセラーをしている先間敏子(桃井かおり)は、自分の仕事場が学校のデスクではなく、繁華街にあると考えている教師。自分の学校の生徒を始め他の学校の生徒にも声を掛け相談に乗る敏子は、繁華街の誰もが一目置くほどの存在なのだ。ある日、その敏子が、見回り中に左脚に激痛を訴え倒れ、大学病院に担ぎ込まれた。担当医・速見幸作(榎木孝明)の診断は、骨がんの一種のユーイング肉腫。余命1年を宣告された敏子は、残された時間を街で迷っている子供たちのために使おうと、痛みの元となっている左脚の切断を決意する―。
たくさんの愛をありがとう 鹿児島の桜島にある高校のスクールカウンセラー・先間敏子(桃井かおり)が左脚に激痛を訴えたのは、2003年の6月のことであった。自分の仕事場が学校ではない、と言い切る敏子は、その日も鹿児島市内の繁華街を周り、自分の高校の生徒はもちろん他の学校の生徒にも声を掛けていた。そして、不良グループに転落寸前の生徒・吉村良太(田中聖)を連れ戻しに行って倒れたのだ。

 敏子が担ぎ込まれた大学病院の医師・速見幸作〈榎木孝明〉に告げられた病名は、骨腫瘍による病的骨折。だが、その病名に疑問を抱いて食い下がった敏子は、自分がユーイング肉腫という難病のがんで、治療をしなければ余命が1年ほどだと知った。即入院した敏子を待っていたのは、辛い抗がん剤治療。当然ながら、敏子は仕事の場である繁華街にも行けなくなった。

 敏子は、夫・健一(平田満)と中学生の息子・裕也(ささの友間)と三人暮らし。ただ、元教師の健一は、仕事絡みで受けたショックの影響で、心を閉ざしたままの状態にあった。敏子は、病室に見舞いに来た裕也を、涙を流しながら抱き締めるしかなかった。

 入院した敏子がすぐに思い浮かべたのは、救いの手を待っている子供たちのこと。“余命1年”を“まだ1年ある”と思い直した敏子は、残っている時間をそんな子供たちのために使おうと決意。最期の日までスクールカウンセラーでいるために、速見に、痛みで動かせない左足の切断を求めた。リハビリ、歩行訓練などを行い敏子が復活したのは、それから数ヶ月後のことであった。

 義足を付け、かつらを被った敏子が杖を突きながら真っ先に向かったのは、いつもの繁華街。死をも超越した情熱で見回りをした敏子は、窃盗と傷害で保護観察処分となった生徒の滝川萌(サエコ)に声を掛ける。そして、良太に触手を伸ばそうとしているチンピラの金子(梨本謙次郎)とも言葉を交わした。

 敏子を尊敬する後輩のカウンセラー・大島みづほ(奥菜恵)は、その復活を心から喜んだ。敏子が入院中、みづほは多くの生徒から敏子が復帰したかどうかを聞かれていた。生徒たちが、敏子を頼っていることを痛いほど感じていたからだ。だが、みづほは、休職中に運転免許まで取得した敏子があと僅かの命だとは思いもしなかった。

 一方、敏子の定期健診をした速見は、がんが転移して背骨が潰されるまでになっていたため、焦りを募らせた。しかし、入院の用意はいつでも整えてあるという速見に対し、敏子は、自分が死ぬと分かって初めて知る命の意味があった、とがんに感謝する。その思いに打ちのめされた思いの速見は、敏子をその時まで出来る限りバックアップしてあげようと心に決めた。

 息子の所持金の多さを心配する良太の母・静子(浅田美代子)に相談を持ちかけられて程なく、敏子は、萌の父親で大学教授の滝川瑛一(西村雅彦)から、娘が帰ってこない、と告げられた。萌の非行の原因は親の側にあるらしいのだが、瑛一には全くその自覚がない。敏子は、激痛に耐えながら、まもなく良太からの連絡で、萌がキャバクラにいるらしいと突き止める。だが、敏子は、その良太も危うい状況にあると察して―。


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