次回放送内容
 
11月14日(火)21:00〜22:54
出張料理人 〜最後の晩餐届けます〜
出演
神崎直 / 酒井法子
神崎喜久夫 / 田延彦
神崎三四郎 / 鈴木悠生
美咲美奈子 / 川島なお美
遠山街子 / 柳沢なな
矢萩映太 / 川本貴則
矢萩秀則 / 三村晃弘
矢萩領一 / 小島康志
白坂宣彦 / 松田悟志
白坂茜 / 森口博子
白坂道夫 / 坂本あきら
葛西咲江 / 相本久美子
ディレクター / 前田耕陽
ミッキー井原 / 彦摩呂
田村良 / 寺田農
遠山綾乃 / 朝丘雪路
工藤雄一郎 / 火野正平
都築壮介 / 藤村俊二

スタッフ
脚本 / 今井詔二
監督 / 井坂聡
プロデューサー /
  小林紀子(日本テレビ)
  黒川浩行(トレンド)
  有田泰浩(トレンド)
  佐藤敦(日本テレビ)

 


 
みどころ
 駆け出しの出張料理人である主人公・神崎直(酒井法子)が、依頼人の舌はもちろんその心さえも納得させる究極の料理を作るヒューマンドラマ。直が常々心掛けていることは、依頼人の心に届く料理作り。可愛がっている若い料理人が殺人容疑を掛けられたと知った直は、その無実を信じながら、ワケありのお客たちの依頼に応じる。そして、綿密なリサーチをした上で、いよいよ本番の出張料理に臨む。果たして、様々な苦悩を抱えながら人生を歩んできた依頼人に贈る直の感動の料理とは。殺人事件を絡めながら、ユニークな料理法、素材なども紹介して展開する。

 出張料理人の神崎直は、可愛がっている板前修業中の矢萩映太(川本貴則)が伯父殺しの容疑を掛けられたまま逃走していると知り、愕然。直は、映太の無実を信じながら、料理の依頼を誠心誠意こなしていく。そんな中、映太がメロンを万引きしたことから逮捕される。殺人を否認しながらも、盗もうとしたメロンの使用目的を供述しない映太。まもなく、直の夫で刑事の喜久夫(高田延彦)の情報から、映太が近々亡き両親の法事に出席するため海外から戻ってくる妹のために、メロンを使った料理を作ろうとしていたことが分かるが――。


あらすじ
 出張料理人として独立したばかりの神崎直(酒井法子)が、とある料亭で発生した殺人事件に関わることになった。殺されたのは、オーナー料理人の矢萩領一。警察は、事件直後の姿を目撃したという領一の息子・秀則(三村晃弘)の証言、凶器の包丁から検出された指紋などから、下働きをしていた甥の矢萩映太(川本貴則)を手配。直は、両親のいないこの映太を可愛がっていたことから、警察の事情聴取を受けたのだ。  実は、直の夫・喜久夫(田延彦)は、この事件担当をしている刑事。映太の無実を信じる直は、喜久夫に上司から圧力が掛かっていると気付きつつも、捜査協力を拒み続けた。

 そんな中、直は、独立後初めての仕事に挑んでいた。料理を依頼したのは、結婚間近の姉・茜(森口博子)を幸せに送り出してやりたい、という白坂宣彦(松田悟志)。茜は、信彦のただ一人の家族なのだ。“心に届く料理”を目指す直は、茜がその昔、自分たちを捨てて蒸発した父・道夫(坂本あきら)を恨み続けていることに注目した。そして、1ヶ月程前に交通事故死した道夫の行動を調査した結果、娘を愛し続けていた父親の思いを確信。コース料理の最後に、茜の祝い膳用として道夫が作ろうとしていた幸せの思い出の味“ピーナッツのナマス”を添えた。それを食べ、父への恨みが氷解する茜の涙を見た直は、ホッと胸をなで下ろした。
 まもなく、なぜかメロンを万引きしようとした映太が逮捕された。取り調べで、映太は犯行を否認するが、クロとする状況証拠は十分。心配する直の元に、喜久夫から、興味深い情報が入った。映太には海外で暮らす妹がおり、その妹が死んだ両親の三回忌に参列するため近々帰国するのだ。映太は、その妹のためにメロンを使った料理を作ろうとしていたらしい。直は、自分が代わりに料理を作ろうと思うが、心を閉ざした映太はそれ以上何もいわなかった。

 直の次の依頼人は、5千人を超える人間のクビを斬ったと豪語する乗っ取り屋の工藤雄一郎(火野正平)だった。悪性の腫瘍で手術を受けても生存率が20パーセントもないと宣告された工藤は、文字通り最後の晩餐を作るよう直に命じたのだ。心から食べたい料理が分からないという工藤の調査を行った直は、その敵の多さに愕然。そして、調べに調べた結果、分かったのがかつて上京する工藤に母親が持たせてくれた“赤飯のお握り”と、工藤の隠れた善行だった。料理は、誰と食べるのかも重要な要素だと知る直は、工藤の善行で勇気をもらった人たちを呼び寄せた。その人たちと一緒にお握りを頬張り涙を流す工藤が、手術に立ち向かう気力を持ってくれたと気付いた直は、肩の荷が降りた思いだった。

 程なく、直の前に一人の老紳士が現われ、思わぬことを言い出した。料理界の重鎮で、祖父の都築壮介(藤村俊二)――かつて、直の母に当たる娘・香が場末の料理人と駆け落ちしたことから、ずっと辛く当たり続けた人物。その壮介が、直がかつて助手として働いていた出張料理人・美咲美奈子(川島なお美)とテレビで料理バトルをするよう勧めたのだ。美奈子が、自分の料理コンセプトやアイデアを全て盗んでいることを知る直は、すぐに出場を決意した。
 やがて、決戦の日。バトル前半戦を勝利で飾った直に、喜久夫から映太が作ろうとした料理が甘くて香りが良い“メロンコロッケ”だとの連絡が入った。だが、“メロン”は、果物のメロンではないらしい。その正体が頭に浮かんだ直は、後半戦を前にスタジオを抜け出し、喜久夫の元に向かって――。