高校に入学した一人娘・ひかり(石井めぐる)へのプレゼントをデパートで選んでいた吉岡正雄(井田國彦)と妻の美幸(藤吉久美子)は、ひょんなことから3人組のチンピラに因縁を付けられ、工事現場に連れ込まれた。3人組のリーダー・義春(遠藤雄弥)は、教師をしている正雄の話し方が気に入らなかったのか、仲間が驚くほどキレまくる。無抵抗の正雄は、義春のリンチをうけ、まるでゲーム感覚で惨殺されてしまった。
まもなく、美幸の通報で義春は逮捕されるが、ウソの供述と少年法に守られたことで、下された判決はわずか5年の実刑。裁判を傍聴していた美幸は、余りにも理不尽な判決に天を恨んだ。
そして、3年。ひかりが大学進学を決めたこともあり、美幸は、徐々に笑顔を取り戻す。そんな中、美幸は、突然、あの義春から電話を受け、言葉を失った。話によると、義春は、少年刑務所内で模範囚を装うことで、2年早い3年の刑期で出所したとのこと。だが、この後、義春の口から出た言葉に、美幸は驚愕した。なんと義春は、バイト先のひかりと付き合っているというのだ。ひかりの部屋に駆け込んだ美幸は、カバンに貼ってあったプリクラに義春の顔が写っていることに気付き、その場に座り込んだ。
ひかりを抱いた後らしい義春は、美幸との電話をつないだまま、自分が正雄を殺したことをひかりに告げた。悲痛な叫び声を上げながら窓から飛び降り自殺するひかり。地獄の惨劇を受話器越しに聞いた美幸は怒り心頭。直ちに刑事に通報するが、美幸は立件が難しいと相手にしてもらえなかった。
そんな時、美幸に声を掛けたのは大門(温水洋一)だった。何としても義春に復讐したい美幸は、3000万円の金すら惜しくなかった。大門から連絡を受けたみの(みのもんた)は、最強のプロの格闘家、ジェロム・レ・バンナ(ジェロム・レ・バンナ)を呼び寄せて――。
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