次回放送内容
 
3月13日(火)21:30〜23:24
私の頭の中の消しゴム
出演
香野可菜(25) / 深田恭子
瀬尾諒介(35) / 及川光博
香野智史(18) / 中尾明慶
弥生(21) / 田代さやか
薫(24) / 七咲友梨
神崎邦彦 / 船越英一郎(友情出演)
香野健一(50) / 布施博
香野あづさ(47) / 田中好子
スタッフ
原作 /
  「Pure Soul 〜君が僕を忘れても〜」(よみうりテレビ)
脚本 / 松田裕子
監督 / 唐木希浩
プロデューサー /
  金田和博(日本テレビ)
  小林紀子(日本テレビ)
  菅井敦(ホリプロ)
協力プロデューサー /
  前田伸一郎(日本テレビ)
  木村元子(デジタルハリウッド・エンタテインメント)
主題歌 /
  「明日のない恋」竹内まりや
  作詞・作曲:竹内まりや/編曲:山下達郎
  (ワーナーミュージック・ジャパン)
医療監修 / 吉田勝明(横浜相原病院)
 
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みどころ
photo photo  65歳前後の人が発症するアルツハイマー病(アルツハイマー型老年認知症)――記憶力や言語能力の減退から始まり、人格まで侵され、最後には寝たきりになってしまう恐ろしい病気だが、最近注目されているのは、40〜50代の人が発症する若年性のアルツハイマー病である。『私の頭の中の消しゴム』は、その若年性アルツハイマー病でも、珍しい20代半ばで発症した女性を主人公にしたドラマである。アルバイトをしながら美術学校に通う主人公は、商店のシャッター画を描いていた背景画家と知り合い、恋に落ちる。2人は結婚に向けて愛を育むが、主人公が若年性アルツハイマー病と判明。医師から病名を告げられた主人公の両親は、苦悩。両親から事実を明かされた恋人は、将来の苦難を覚悟しながらも、結婚を決意する。果たして、この全く先の見えない恋の行方とは――。

 バイトをしながら美術学校に通う香野可菜(深田恭子)は、近くの商店街の店のシャッター画を描いている背景画家の瀬尾諒介(及川光博)と、ひょんなことから仲良くなる。ところが、諒介と初めてのデートに出かけた日、可菜が偏頭痛で通っていた病院から、両親の健一(布施博)とあづさ(田中好子)に呼び出しの電話が入る。病院を訪ねたあづさらは、脳神経科の医師・神崎(船越英一郎)から、可菜が若年性のアルツハイマー病で、現代の医学では完治する手立てがない、と説明されて愕然となる。あづさは、慌てて別の病院を回るが、診断結果は全く変わらない。だが、何も知らない可菜と諒介は、デートを重ね、愛を育んでいく。


あらすじ
photo photo  アルバイトをしながら美術学校に通う25歳の香野可菜(深田恭子)が、背景画家をしている瀬尾諒介(及川光博)と出会ったきっかけは、商店街にある書店のシャッターに描き進められている絵を見たことだった。一目でその絵が気に入った可菜は、どんな人物が描いているのか、興味津々。偏頭痛で病院に行った帰り道、可菜は、作業していた諒介と初めて顔を合わせた。
 やがて、愛犬と散歩中の可菜が、諒介のペンキ缶を誤って倒したりするうち、2人はデートの約束をするまで仲良くなった。可菜は、父・健一(布施博)、母・あづさ(田中好子)、大学生の弟・智史(中尾明慶)の4人家族。諒介と偶然会ったあづさは、好印象を抱いた様子だった。

 2人が美術館でのデートを楽しんでいた頃、あづさと健一は、可菜の担当医で、脳神経科の神崎邦彦(船越英一郎)に呼び出され、衝撃的な検査結果を突きつけられた。脳のMRI画像を前に、神崎は可菜が若年性のアルツハイマー病だと告げたのだ。神崎の話によると、アルツハイマー病は、今現在、進行を遅らせる薬はあるものの、根本的な治療が難しいらしいのだ。あづさは、セカンドオピニオン、サードオピニオンに期待し、可菜には内緒で別の複数の病院を当たるが、診断結果は全て同じ内容だった。
 諒介の仕事場にまで遊びに行き愛を育む可菜に、頭の中の病魔は徐々に牙をむき始めた。諒介とデート中の可菜が、突然意識を失って病院に担ぎ込まれたのだ。その2週間後、諒介から、可菜と結婚を前提に付き合いたいと申し込まれたあづさと健一は、心にもない理屈を付けて断わった。本当のことを知らない可菜と諒介は、何としてもあづさらに結婚を認めてもらおうと、一生懸命バイトに仕事に励むようになった。

 そんな2人の様子を知ったあづさは、ある日、諒介を訪ね、可菜には黙っていて欲しいと口止めして、結婚を認められない理由を明かした。慌ててアルツハイマーに関する情報を集めた諒介は、考え抜いた末、何も知らない可菜の一途な愛に応えるため、将来の苦難を覚悟で結婚を決意。直ちにその思いをあづさと健一に伝えた。
 1ヵ月後、可菜と諒介の結婚式が賑やかに行われた。しかし、幸せな時は長くは続かなかった。1年後、可菜の症状は急激に悪化し、物忘れのため買い物に行った家の近所からも戻れなくなったのだ。診察した神崎は、病気の進行が速まっていることをあづさに告げ、本人に早く知らせることを勧める。そして、あづさの了解を受けた神崎は、可菜に直接告知した。

 説明を聞いた可菜は、アルツハイマー病が肉体的な死より、精神的な死が先に訪れる悲劇的な病気だと知り、ショックの余り病院を飛び出した。慌てて追いかけて捜し出した諒介は、別れようという可菜に対し、俺が忘れさせない、と約束した。
 まもなく、2人は、1年遅れの新婚旅行を楽しむが、可菜の症状は次第に物忘れから“まだらボケ”状態になり、諒介のことすら認識出来なくなることが多くなった。精神状態が正常な時、自分の症状を自覚した可菜は、泣きながらある決断をして――。