奥多摩わさび (奥多摩町)

この地で取れるわさびは、見た目はあまり良くないが、粘り気があり香りも強い。
わさびは生長するのに1年半ほどかかり、湧き水で作られたものはあまからくて美味しくなるという。

千島 国光 さん

代々400年、この地でわさび作りを続けている農家で、国光さん自身は
40年わさびを作っている。
わさび田は、専用のモノレールに30分くらい乗っていったところにあり、
国光さんは谷を3つほど所有している。
若いころよりわさび作り一筋できた国光さんによると
「愛がないといいわさびはできない」とのこと。

わさび田にてわさびを賞味中、思わぬ女性の声に色めき立つ長瀬と色川さん。
なんと、現れたのは千島さんの娘・久美さん。
わさび美人の登場に色川さん、思わず鼻水が…。
ちなみに、久美さんには旦那さんがいらっしゃいます。



奥多摩わさびは足利時代より栽培され、日本三代生産地の一つ(他は静岡と山梨)と言われている。
江戸時代、わさび(山葵)は徳川家の家紋であったため幕府の許可がなければ作れないものだったが、
奥多摩わさびは将軍家に献上していた歴史もあるという。

わさび作りには一定の温度の水が必要で、奥多摩の豊富な湧き水がわさび作りに適していたので
この地で豊富に栽培されるようになった。