そうめん瓜」は瓜類の仲間で、正式には「金糸瓜(きんしうり)」と言う。
ゆがくと肉質がソーメンのように細かく分かれて糸状になることからこの名がついた。
低カロリーのダイエット食として最適の食材で、出荷されるほどの生産はないが山梨県韮崎では昔から自生しており、自家栽培を行っている家庭も多い。
収穫時期は7〜8月。韮崎では、古くからお盆の頃に、冷や麦やそうめんの代わりとして食べられていた習慣がある。そうめん風にそうめんつゆにつけたり、三杯酢やゴマ和え、マヨネーズでサラダ感覚で食べられている。


そうめん瓜を3等分ぐらいに輪切りにして熱湯で7〜8分ゆでる。
その後、冷水で冷やして両手で実を押し出すと、そうめん状に実がほぐれて出てくる。