2014.11.2 - 鹿児島県『紅はるかと黒豚入り0円酢豚』と『錦江湾産小魚とイカのさつま揚げ』

鹿児島県『紅はるかと黒豚入り0円酢豚』と『錦江湾産小魚とイカのさつま揚げ』
特製の『0円酢豚』は、鹿児島県を代表するサツマイモ「紅はるか」、「黒酢」、そして温泉水を与えて育てられた豚、「桜島美湯豚」を使ったこだわりの逸品。サヤインゲンの彩りも美しい。
さらに、錦江湾のとれたての小魚とイカを使った『さつま揚げ』も、イカの風味がおいしい一品。
さつま揚げは、魚肉をすり身にして油で揚げた、鹿児島を代表する料理。

0円食材

城島が頂いた食材

エビの網にかかったイカと小魚

城島が垂水市上町、とんとこ館で分けて頂いた0円食材。
とんとこ館では、錦江湾で行なわれる、『とんとこ漁』で水揚げされる魚が集められ、選別される。
※『とんとこ漁』は、錦江湾の深海に住むエビを底引き網で漁獲する漁法で、深海に住むヒメアマエビや錦江湾でしかとれないナミクダヒゲエビを漁獲している。
分けて頂いたのは、網にかかった、小魚(マルヒウチダイ)や小さいイカ(ギンオビイカ)。

分けて頂いた方

大瀬里美さん

虫食いのサヤインゲン

垂水市でサヤインゲンを作っている秋元さんから分けて頂いた0円食材。
鹿児島県は、千葉県に次いでサヤインゲン出荷量が全国2位。なかでも垂水市はサヤインゲンの名産地で県内1位の生産量を誇る。温暖な気候でインゲン豆の栽培に適している。
ハウスと露地で年間を通じて栽培されている。
分けて頂いたのは、虫に食べられたサヤインゲン。

分けて頂いた方

秋元ツキエさん

桜島美湯豚(びゆうとん)の豚足

垂水市本城の大隅ミート産業で分けて頂いた0円食材。
天然温泉水を飲ませて育てるブランド豚、『桜島美湯豚』を販売する会社で、飼育、処理、加工、販売、全ての工程を垂水市で行なわれている。
『桜島美湯豚』は、ジューシーで脂身もさっぱりし、しゃぶしゃぶなどでアクが出にくいのが特徴。
頂いたのは、タレに漬け込んだ『桜島美湯豚』の豚足の骨から外れた小さいお肉。
骨から外れたモノは商品価値が無く、捨ててしまうという。

分けて頂いた方

小林淳子さん

長瀬が頂いた食材

傷んだサツマイモ紅はるか

霧島市福山町で、紅はるかを生産している、福山特殊農産で分けて頂いた0円食材。
無農薬栽培で25ヘクタールほどの土地で栽培し、秋にかけて、生芋と焼き芋で一日1t以上出荷される。
分けて頂いたのは、選別の際に傷んでいた“紅はるか"。

分けて頂いた方

川畑勉さん(社長)

チリが入ってしまった黒酢

霧島市福山町にある、黒酢を製造販売している字都醸造有限会社で分けて頂いた0円食材。
福山町の黒酢は、壷で熟成させるのが特徴。こちらでは、1万5千本の壷を管理している。
小さなチリが入っていたため、検品にひっかかり、捨ててしまう3年熟成の黒酢を頂いた。

分けて頂いた方

武元裕子さん

0円料理

紅はるかと黒豚入り0円酢豚

1.サツマイモ『紅はるか』を乱切りにして5分程、水にさらす。
2.ザルに移して、キッチンペーパーで水気をとり、3分程素揚げする。
3.サヤエンドウは虫食いの部分を落として一口サイズに切り、さっと(10秒程)素揚げする。
4.豚足に小麦粉と片栗粉の1:1の粉をまぶして、から揚げに。
5.キッチンペーパーで濾した黒酢300mlに、砂糖を大さじ1、醤油を大さじ1、水を大さじ1、塩を少々入れて混ぜる。
6.このタレをフライパンに移し温め、そこに水溶き片栗粉を少々入れてとろみを出す。
7.とろみが出たら、素揚げのサツマイモ、サヤインゲン、豚足のから揚げを入れ和えたら完成。

錦江湾産小魚とイカのさつま揚げ

1.小魚(マルヒウチダイ)を3枚に下ろす。
2.小イカ(ギンオビイカ)の内蔵を取り除き、皮と脚だけにする。
3.さばいた小魚とイカを包丁で叩いてすり身にし、砂糖、塩、酒を混ぜて、味をつける。
4.これに小麦粉を入れ練り合わせる。
5.すり身が程良くまとまったら、丸く、平らにのばして油で揚げる。
6.両面がこんがり揚がったら完成。

道の駅

道の駅 たるみず

鹿児島県垂水市にある道の駅。目の前は、雄大な桜島と錦江湾が広がり、その錦江湾で育つマダイや、養殖ブリなどの海産物、さらに周辺で育てられる地元野菜、それらを使った加工品、黒豚や地鶏など、畜産物が豊富に並ぶ。
日本最大級の足湯もあり、錦江湾を眺めながら疲れを癒す事もできる。