2015.6.28 - 新潟県『0円和風回鍋肉』『0円キスミント』『0円ノドグロ飯』

新潟県『0円和風回鍋肉』『0円キスミント』『0円ノドグロ飯』

新潟県村上市周辺の0円食材で作ったメニューは3品。
ベーコンとシイタケ、キャベツを炒め、白味噌を加えてとろみを付けた「0円 和風 回鍋肉」。
キスの骨をミントの葉で巻いて串揚げにした、「0円キスミント」。
そして、古代米(赤米)をノドグロの頭と一緒に土鍋で炊き上げた「0円ノドグロ飯」。

0円食材

城島が頂いた食材

賞味期限切れのベーコン

『高橋農産』で分けて頂いた0円食材。
こちらでは「越乃黄金豚」を養豚しており、ハム・ベーコンなどの加工品は22種類と様々。
それらは賞味期限を製造日から20日間に設定しているが、たまたま賞味期限切れのベーコンが冷蔵庫に残っており、捨ててしまうとの事で頂いた。

6年前の古代米

『高橋農産』で分けて頂いた0円食材。
平成21年産の「古代米(赤米)」を豚のエサ用にもらったが、豚に与えても消化されず、そのまま排出されてしまうので、倉庫の場所も取るため、捨てるということで分けて頂いた。

分けて頂いた方

高橋 秋雄さん

高橋 達子さん

大きくなり過ぎたミント

道の駅で写真を見た農家さんから、分けて頂いた0円食材。
ビニールハウスではミントが大きくなり過ぎ、他のハーブや野菜の成長の邪魔になるため捨ててしまうという。

分けて頂いた方

石田 フミさん

太一が頂いた食材

黒く痛んだシイタケ

シイタケ農家さんに分けて頂いた0円食材。
捨てちゃう古いお米を探しているときに、立ち寄った農家さんから教えて頂いたお宅へ。
するとそこに…栽培する際に、鉄の棚に触れてしまい、黒くなってしまうシイタケがあり、それは規格外になるため、頂いた。

分けて頂いた方

遠山 一秋さん

遠山 千春さん

キスの骨

「本間鮮魚」に分けて頂いた0円食材。
こちらではキスやノドグロなどの加工をしており、3枚に下ろす際に出るキスの骨は、使い道が無いため捨ててしまうという。

ノドグロの頭

「本間鮮魚」に分けて頂いた0円食材。
刺身に加工する際に出る頭のアラは、普段捨てているということで、バケツ一杯に頂いた。
中には、他の魚に噛まれてキズがついた、商品にならない切り身なども混ざっていた。

分けて頂いた方

本間 直美さん

虫に食われたキャベツ

道の駅で写真を見た農家さんに頂いた0円食材。
畑で虫に食われてしまったキャベツは、商品にならず、家族でも食べないという事で頂いた。

分けて頂いた方

遠山 要子さん

0円料理

0円 和風 回鍋肉(ホイコーロウ)

1.キャベツ、シイタケの傷んでいる部分を取り除き、ベーコンと合わせて一口大に切る。
2.熱したフライパンにベーコン、シイタケを入れ、少量のオリーブオイルで炒める。
3.軽く焦げ目が付いたら、コショウ、酒、薄口醤油、白味噌を加えて炒める。
4.水溶き片栗粉でとろみをつけたら、完成。

0円キスミント

1.キスの骨とミントに小麦粉をまぶし、キスの骨をミントで巻いて、竹串に丸めて刺す。
2.180度の油で10分程揚げ、塩をまぶして完成。

0円ノドグロ飯

1.ノドグロの頭を洗い、水気をとったら塩をまぶし、網で焼く。
2.古代米を研いで、米3カップ分を、水600ccに30分ほど浸す。
そこに薄口醤油大さじ1杯、酒を大さじ1杯、塩小さじ1杯を加える。
3.焼いたノドグロの頭を入れ炊いていく。強火で沸騰したら、弱火で12分。
4.最後に強火で30秒かけ、火を止め10分間蒸らして、完成。

道の駅

道の駅 神林(かみはやし)

新潟県の北部、村上市にある、道の駅「神林」。
岩船米(コシヒカリ)や笹団子などが特産品。
また、地元の農家さんの採れたて野菜が80種類以上並び、その一つ一つの生産者さんの顔が写真で確認できる。
さらに、日本海で獲れた水産物の加工品も豊富に取り揃える。