2016.7.17 - 青森県『0円ワカメ麺冷やし中華』『0円タコでイカ飯風』

青森県『0円ワカメ麺冷やし中華』『0円タコでイカ飯風』

青森県深浦町の食材で作った2品。
暑い夏にぴったりの「0円冷やし中華」は、ワカメ麺を使用し、キュウリ、揚げたトビウオ、長芋を具材としてトッピング。トビウオの煮干しでとった出汁でサッパリと!
2品目は、『0円イカ飯風』。イカの代わりにタコを使い、もち米の代わりに刻んだ野菜などを入れたアイディア料理。

0円食材

カワハギ(ウマヅラハギ)の肝、ヒラメの頭

タコの内臓

「道の駅ふかうら」のすぐ隣にある風合瀬(かそせ)漁港で分けて頂いた0円食材。
頂いたのは、タコの内臓、ウマヅラハギの肝、それに混じっていたヒラメの頭。
この地域では、ウマヅラハギの肝もタコの内臓も食べる習慣がなく、捨ててしまうというので分けて頂いた。

分けて頂いた方

川村 幸洋さん

大根の葉

形の悪い長芋

艫作(へなし)興農組合で分けて頂いた0円食材。
東京ドーム約31個分の畑で様々な野菜を作っている。
分けて頂いたのは、出荷作業中に出てきた大根の葉と、形が悪く商品にならない長芋。

分けて頂いた方

坂本 正人さん

印刷のズレや量が足りないワカメ麺

「ふかうら開発」で分けて頂いた0円食材。
深浦産のワカメを利用して作られるワカメ100%の麺を製造している。
頂いたのは、規定量に満たなかったものや、パッケージの印字がずれてしまったもの。

分けて頂いた方

杉田 政幸さん

賞味期限切れのトビウオの煮干し

青森県内の魚介類を加工している「大船海産」で分けて頂いた0円食材。
頂いたのは、トビウオの煮干し。
賞味期限切れのため、捨ててしまうという。

分けて頂いた方

藤澤 まみ子さん

大船 千恵子さん

白菜の外葉

傷んだキュウリ

長瀬が出会った農家さんから分けて頂いた0円食材。
頂いたのは、白菜の外側の葉と、傷んだキュウリ。
近所の人も作っており、配ることもないので捨ててしまうという。

分けて頂いた方

小山内 カツ子さん

0円料理

0円ワカメ麺冷やし中華

1.トビウオの煮干しで出汁を取る。
2.キュウリ、長芋を細切りにする。
3.(1)の出汁に砂糖、酢を100ml、醤油を150ml、ゴマ油を少々加える。
4.(3)の出汁を氷水で冷やす。
5.トビウオの煮干しに小麦粉をまぶし、揚げる。
こんがりとしたら、油をきる。
6.わかめ麺を7分茹で、氷水で冷やす。
7.麺と具材を盛り付け、出汁をかけたら完成!

0円タコでイカ飯風

1.タコのくちばし(漏斗)を切り取る。
2.ヒラメの頭で出汁を取る。
3.大根の菜、白菜、ウマヅラハギの肝を刻み、長芋を細切りにする。
4.長芋をすりおろし、(3)の大根の菜、白菜、肝と混ぜ合わせる。
5.(2)の出汁にしょうゆ、みりんを少々加える。
6.タコのくちばし(漏斗)に竹串を通し、(4)の具を詰め、最後に竹串で蓋をする。
7.(6)を鍋に入れ、中の具に火が通るまで煮る。
8.煮えたら皿に盛り付けて完成!

道の駅

道の駅 ふかうら

青森県深浦町にある道の駅。
隣接する漁協から毎朝運ばれる、日本海で獲れた鮮魚、新鮮な地元野菜などの特産品が並ぶ。
名物のイカ焼きは、大人気。