北海道南部から台湾、シンガポール、北西太平洋の熱帯・温帯域などに広く分布。きれいな干潟に生息している。
エビ目スナガニ科
発見場所:干潟
体長は約1cm。 体は丸みを帯びていて、黒色、もしくは褐色をしている。 潮が引くと干潟上に現れ活動し始める。 砂をハサミですくい取って、餌であるプランクトンを食べ、残りの砂を団子状にして置いていくのが特徴。 また、春から夏に、体を持ち上げ、両方のハサミを上下する(ウェイビング)求愛行動をする。 この行動が臼と杵で米をつく動作に似ているため、その名前がついた。