渚図鑑

主に青森以南の太平洋沿岸(日本海沿岸にも)。
内湾、特にアマモ場。

アオタナゴ

スズキ目ウミタナゴ科ウミタナゴ属

発見場所:アマモ畑
大きさ:直径約15~25cm

日本に四種いるウミタナゴ属の一種(他にマタナゴ、アカタナゴ、ウミタナゴがいる)。
ウミタナゴ科は、代表的な胎生魚。雌は秋に排卵、交尾、妊娠期間が5~6ヶ月で、4月から5月にかけて出産。一度に15~50匹前後の幼魚を産む。
出産した仔魚はすでに5㎝前後もあり、すぐに泳ぐことができる。
沿岸のアマモ場などに生息。体色もアマモ等と同じ青色であり、出産の際にも、藻場で行う事で 外敵からも襲われにくくなるという利点からもそういった場所に生息するものと考えられている。
そういったことから、「アマモの申し子」といわれる。

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