渚図鑑

青森県から九州南岸までの沿岸の岩礁や海藻・アマモ場など

ハオコゼ

カサゴ目ハオコゼ科

発見場所:浅瀬
大きさ:10cm

紅葉の「葉」を思わせる体の色からその名がついたと言われる。背びれなどに猛毒の針があり、刺されると、内側から焼けるような激痛が丸1日中続く。海の中では、カメレオンの様に周りの色に擬態して木や葉の陰などに隠れている。山口県柳井市などではご当地食材として食されている。
ハオコゼの毒の主成分はタンパク質であり、刺されたら、火傷をしない程度の熱めのお湯に刺された場所を入れ、毒の成分を変成させれば痛みが早く取れる。

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