ウリ科の多年草で北海道から九州に自生する。カラスウリに似るが、花冠裂片の先の房が短く、茎や葉は成熟すると毛がなくなり、結実した果実は緑色で、秋に黄熟する。根からとれるデンプンは天瓜粉(天花粉/てんかふん)と呼ばれ、あせもの薬用となる。種子は油脂を集めて灯火に用いる事もでき、熟していない果実は、塩漬け、粉漬けなどに、若い芽は炒め物や天ぷら、煮物で食用にできる。