道草マップ

志海苔(しのり)漁港

漁師さんに、旬である6月、揚がったばかりの“海のパイナップル"「マボヤ」を頂いた漁港。刺身や酢のもので食されることが多いマボヤは、その異様な見た目からか、人によって美味か、珍味かに好みがわかれる。日本各地に生息し、北海道のマボヤは、ほとんどが天然もの。こちらの漁港では、ムラサキウニやエゾバフンウニなど、北のウニたちも大漁だった。

道草ファイル №5
セイヨウタンポポキク科

北よりのやや冷涼な地域がもとものとの分布で、ヨーロッパが原産。現在では全国各地に生育しており、最もポピュラーなタンポポとなった。
花は春に最も多いものの、秋や初夏にも開花する。花は総苞片が反り返っていて、花弁が多く、豪華に見えるのが特徴。
食用として用いられるセイヨウタンポポは、明治時代に北アメリカから、北海道に持ち込まれたのが最初と言われ、乾燥させた根を焙煎して飲む、タンポポ茶で知られる。ミネラルやビタミンが豊富に含まれており、身体を温める効果があるとされる。また、色や風味がコーヒーによく似ていることから、タンポポコーヒーとも呼ばれる。
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道草ファイル №6
ケンタッキーブルーグラスイネ科

北半球の温帯に広く分布し、路傍や草原にはえる。生存年数の長い多年生の牧草で、根茎が発達していて根張が良く、地表を密に覆う。そのため、回復も早く、芝としてゴルフ場やサッカー場、公園などさまざまな場所で広く利用されている。
初夏に出す花穂は、長さ8~15cmの円錐状で、5~7月に開花。まばらな枝に数個ずつ小穂をつけ、花穂の枝がざらつくのが特徴。
名前の由来は、競争馬の飼育が盛んなアメリカ・ケンタッキー州の愛称「ブルーグラスの州」から。ケンタッキーは牧草が生い茂る地であり、ブルーグラスとは、ナガハグサとも呼ばれる牧草のこと。
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戸井産まぐろ直売所 まぐろ屋

マグロの頭(かしら)に、道子がびびったマグロの直売所。津軽海峡の北側に面した戸井漁港は、暖流の黒潮と寒流の親潮が交わる好漁場。そこで揚がる「戸井のマグロ」は鮮度が良いと評判で、2011年1月には、築地市場の初競りで、北海道・戸井産の342キロの大物が、記録の残る99年以降最高値、3249万円(1キロ当たり9万5000円)で競り落とされた。
住所:函館市高松町505-12
TEL:0138-59-1905

志海苔ふれあい広場パークゴルフ場

道子が、道草補給している間、長瀬、太一、定男さんが「第1回パークゴルフ選手権 道子杯」を勝手に開催していたパークゴルフ場。北海道幕別町の公園で 発祥した「パークゴルフ」は、専用のクラブ一本とボール、ティーがあれば、一人から何人まででもできるスポーツ。ちなみにパーが3~5、1ホールおよそ20m~100m以内と、子供からお年寄りまで楽しめる。
住所:函館市志海苔町294-1
TEL:0138-58-2984

道草ファイル №7
スギナトクサ科

日本全国の山野、湿地に自生する。鮮やかな緑色で、主軸の節ごとに関節のある緑色の棒状の葉を輪生させる。上の節ほどその葉が短いのが特徴。
スギナの胞子茎がツクシであり、地下茎でつながっている。生命力が強く、春の早い時期に胞子を持った胞子茎(ツクシ)が出現し、その後、ツクシの脇から光合成をする、栄養茎(スギナ)が現れる。
ツクシの先に付く穂には、胞子をつくる胞子のうがあり、成熟すると緑色の胞子をとばす。その後、秋には枯れてしまうが、土壌中で地下茎を伸ばしながら、節々からも芽を出し繁茂する。
スギナの高さは、30cm~60cmと意外に大きくなり、ツクシは、春の山菜として食される。スギナに付いているため「付く子=ツクシ」と呼ぶという説や、土を突いて出るから「突く子=ツクシ」という説などがある。
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2011年6月19日

今回の歩み4kmスタートから10.2km

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