道草マップ
道草ファイル №10
オオバコオオバコ科
春夏秋冬
本各地からアジアに分布する多年生草本であり、路傍雑草の代表格。日当たりのよい路傍や土手、庭園などに生え、葉が大きく広いことからこの名がついた。
やや湿った場所を好み、果実には粘着性があり、靴などに付着して散布される。
葉や花茎には踏みつけに適応できる丈夫な維管束が発達している。維管束の周りには丈夫な繊維が取り囲んで維管束を守っている。
オオバコを乾燥させたものは、日本薬局方に収録された生薬であり、咳止め(消炎)・利尿・下痢止めなどの作用がある。
漢方においては、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)などに配合される。
2011年9月18日
今回の歩み17.7kmスタートから38.2km
放送内容はこちら!