道草マップ

道草ファイル №11
ヨモギキク科

畦や草地に普通な多年生草本。群生して地下茎で増殖する。
春の若葉は餅と混ぜて作るヨモギ餅でおなじみ。
葉は羽状に分裂してキク科植物の特徴を良く示している。
茎や葉の裏には密に絹毛があり、白い。この毛を集めてお灸などに使われる「もぐさ」が作られる。
ヨモギ酒やヨモギ風呂、せんじ薬など民間薬として使われてきた。
夏から秋にかけ、ヨモギは花序を出して目立たない花を咲かせる。頭花は少数の筒状花のみから構成され、舌状花はない。

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鳩レース

鳩の調教を行っている熊谷さんの自宅横にある鳩小屋。趣味の「鳩レース」に参加するため、全部で100羽程度の鳩を飼育しており、早朝の30分から1時間、鳩を放ち、レースの練習をさせている。「鳩レース」は、同一地点で一斉に放した複数の鳩が、最長1200kmの距離を鳩舎まで帰るタイムを競う。レース鳩に使われる、いわゆる伝書鳩は、飛翔能力と帰巣本能が優れ、1000km 以上離れた地点から巣に戻ることができる。

道草ファイル №12
力芝(チカラシバ)イネ科

多年草で、日本では沖縄を除く全土に分布。道端や畑に多く、田んぼのあぜ道や堤防、路傍などでも見られる。大きな株を作り、根も発達させているので、引き抜くのが容易でないため、「力強く根をはる」の意味からその名前がついた。高さは50cmほどで、葉は根生し線形。夏から秋にかけ、茎頂に濃紫色の小花がふさふさした尾のように密生、秋に試験管ブラシのような形の穂をつける。

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船揚げ

船を浜に引き揚げるための「船揚げ機」は、ろくろ、まきど(巻胴)、かぐらさん(神楽棧)など、様々な呼び方がある。軸に差した棒を回しながら、根鉢に連結した牽引用のワイヤーロープを、滑車を通して心棒に巻き取っていき、ワイヤーに繋がれた船を引き揚げる。かつては、その人間にとって非常に重労働な作業を、馬が請け負っていた。

大間漁港

一本釣りで仕留めたマグロが荷揚げされ、全国へ出荷される漁港。
大間のマグロは、「クロマグロ」。別名「ホンマグロ」とも言われ、マグロの中では最も大型の種類。最大で3mを超えるものもあり、大間では最大440キロのものも水揚げされたことも。
この漁港には、長瀬がつれたか丸でお世話になった御厩敷保治さんがいる。

トウモロコシ畑

大間町に住む、傳法さん宅にある畑。こちらで栽培されていた「青森県トウモロコシ」は、7 月から10 月頃が収穫時期。地元では青森県弘前市の岩木山麓・嶽高原で栽培されているトウモロコシ「嶽きみ」(だけきみ)が有名。「きみ」 とは津軽弁でトウモロコシのこと。傳法さんの自宅菜園では、トウモロコシの他にも、パセリ、トマト、大根、枝豆、ネギなどが育てられている。道子はトウモロコシと枝豆、大根、パセリを美味しく頂いた。

大間崎

大間町にある本州最北端の岬。北海道・戸井汐首岬との間はわずか17.5km足らずで、本州・北海道間の最短地点でもある。沖合い約600m先にある周囲2.7kmの小さい島・弁天島には、白黒のストライプ模様が特徴の大間崎灯台がある。大間崎からは天気がよければ函館山、恵山がよく見える。ここでは、マグロを釣った漁師しか食べられないという、マグロの内臓にも舌鼓を打った。

ウニ殻の肥料

ウニの殻を再利用すべく、ウニの殻を原料にして肥料をつくっている。脱塩したウニ殻を、乾燥した後に粉砕し、ウニ殻100%の肥料・土壌改良剤としている。ウニ殻はカルシウム・マグネシウム含有量が高く、カルシウムは植物の生育を促進させる働きがあり、マグネシウムは光合成に欠かせない葉緑素の成分となる。

青森県立大間高等学校

昭和40年、県立田名部高等学校大間分校としてはじまり、翌年昭和50年に、県立大間高等学校として独立。下北郡北通り3町村である大間町・風間浦村・佐井村の地域住民皆様の熱い願いと支援によって創立された。グラウンドでの道子の暴走を止めようと、協力してくれたのが、総勢21人のラグビー部員の皆さん。
青森県下北郡大間町大字大間字大間平20-43

2011年
10月16日/10月30日

今回の歩み9.2km スタートから85.4kmフェリー移動距離含む

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