城崎温泉の町を通り過ぎようとしていたとき、 ふと目に入ったのは「元湯」の文字。 ここ城崎温泉は、街のどまんなかに元湯が湧き出しているのだ。 それだけでも温泉ムードは満点なのだが、ここ城崎温泉は、 ふつうの温泉街ではあまり見ない珍しいものがあるという。

温泉街から少し離れ、ロープウェイにのって山の中腹へやってくると、 そこにあるのは、その名も「温泉寺」。1300年以上前、城崎温泉の開湯とほぼ同じ頃に始まったこの寺の歴史だが、 現在でも、よりいっそう温泉の効能にあやかろうと訪れる人の少なくないという。 これから寒くなる季節、だん吉も今まで何度もお世話になってきた温泉が恋しいころだろうか?