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| 時計を見ないで1日時間どおりに過せるか!? | ||
<企画説明>
「時間感覚」…スポーツの世界において、陸上・水泳・ボクシングなど100分の1秒を争う競技では、時間によるペース配分が日頃の練習から養われ、それを体に叩き込む場合もある。そして私たちの生活習慣1つ1つにも、自然に身についた時間感覚が存在する。例えば「タバコ1本を吸う時間」「料理」「朝の歯磨き」など、これら自分なりの時間感覚を利用すれば、時間に正確に行動できるのではないだろうか?そこで実験!
時計を見ないで1日時間どおりに過せるか!?今回の実験はこの2人…ストップウォッチを手に瞳孔を見開く城島と達也、時間感覚を知る目安として、まずは「まばたき」を我慢できる時間の限界を調査! 城島の限界はおよそ「30秒」、対する達也は倍の「1分」と分かった。
実験は午前8時から午後8時までの12時間、都内のある街を舞台に行なわれる。城島が挑むのは「室内実験」…マンションの一室で1歩も外へ出ることなく時刻を推理していく。部屋には時間の分かる物は一切置かず、太陽の光が入らないよう窓や扉をすべて遮断! ここで城島は自分の日常生活を行ないながら時間感覚を探る。一方、達也は「屋外実験」…あらかじめ決められた15kmの道程を進み、午後8時を目安に城島のマンションへと向かう。途中、目につく場所にある時計はスタッフによってすべて隠され、時刻を知ることは一切出来ない!
このように2人は自分の感覚のみで時刻を把握し、さらに2時間経過したと思った時点で用意された携帯電話に時刻報告をする。12時間後の夜8時、達也の訪問、城島のお出迎えとなるか?
頼りとなるのは自分の時間感覚のみ! 果たして…
< 結 果 >午前8時、実験開始! 室内の城島はスタートと共に起床、普段は起きてから布団を片付けるまで「5秒」だと言うが…。布団をひとまとめに畳んで部屋の隅へ寄せると…本当に「5秒」だった!
一方、スタートと同時に歩き出した達也、ここから12時間かけて15kmの道程を進む。止まった腕時計をはめ、予測と同時に針を動かしながら時間を重ねていく。まず最初にとった行動は、まばたきで時間を計る。まばたきの限界は「1分」であったが、予想外の風が目に入って計算を狂わし、しかも瞳孔を見開いた姿はちょっと怪しい…。辛い1分に耐え、これを繰り返しながら時間感覚を探る。
その頃、城島は日課の洗顔。いつもは「15分」で朝の支度を済ませるという城島、まずはヒゲ剃りを終えて「3分」と予想。次に歯磨きだが、城島いわく「2分経って歯ブラシを奥に入れた瞬間、ウルトラマンが登場する」と言うが、いったい何のことか? すると洗面器に顔を埋めて…「オェッ!!」、このことだったらしい。うがいも含めて「4分」、さらに洗顔を終え、ここで現在時刻を「午前8時15分」と判断。こちらは止まった置き時計を使い、予測と共に針を動かす。そして本当の時刻は…「8時15分」でピッタリ!
同じ頃、達也は1km歩いて時刻を「午前8時20分」と判断…しかし実際より5分のオーバー! 続いてスピード写真を見つけ、撮り終えてから写真が出来上がるまでの3分間をまばたき3回で確認してみることに。その辛さから、写真機の前で悲鳴を上げる達也、その表情はやっぱり怪しげ…。そしてついに限界を迎え、3回目のまばたき…と同時に写真が出来上がり、ピッタリ3分だった!
すると今度はある会社を通りがかり、ラジオ体操をする社員の姿を見かけた。そこで、ラジオ体操第一の時間をまばたきの我慢で計ってみることに。曲が終わってまばたき3回、これにより1曲「3分」と予想…しかし実際の時間は「3分13秒」。ここで辛いまばたきを止め、ラジオ体操で時間を計る作戦に変更! 体操しながら歩く達也を周囲の人々が不思議そうに見つめ、その動きは信号待ちでも続く。そして2km進んだところで前方に時計台が…。こんな時も実験をきちんと行なうため、長い棒の先に付けたボードで時計を隠すスタッフ…あきれる達也。
その頃、城島は和室の掃除にとりかかり、掃除機をかけ終わるまで「3分」と予想。しかし、思いのほか早く終わり「1分30秒かな」…実際には「1分38秒」だった。続いてリビング、さらに風呂場もキレイにして現在時刻を「午前9時55分」と判断。5分後には2時間おきの電話連絡となるため、ここで「まばたき」で時間を計る作戦に出た! 城島のまばたきの限界は「30秒」、計10回のまばたきで5分を計る。そして城島の予想で10時となり、1回目の時間報告。実際の時刻は…なんと「10時」ピッタリ!
一方、依然ラジオ体操を時間の目安にして歩く達也、周囲を見渡して時計を探すが、完全に隠されている…。ここまで3km、体操を25回繰り返して現在時刻を「10時」と判断。そしてこちらも時間報告。実際の時刻は…「10時10分」で10分オーバー! さらに歩くと前方に畑が現れた。達也はDASH村を思い出し、時間を計る事も忘れて、畑をひと回り。そしてキャベツを指差し、「間引きをしていないから育ちが悪くなってる」と、鋭い指摘。
2回目の電話連絡は12時、城島はここから正座で時間を計る。足がしびれるまでを「15分」とし、これを目安にするらしい。次第にシビレが襲い、限界がきたところで今度はストレッチで足を伸ばす。正座「15分」、足のシビレが治るまでを「5分」、これを4セット終えたところで推理した時刻は「11時31分」。ここで昼食の準備にとりかかり、そばを茹で、その硬さから「7〜8分」と予想。
その頃、達也は5km歩いて公園へやってきた。ラジオ体操は55回を数え、現在の時刻を「11時30分」と予想。ここで3kmのジョギングコースをゆっくり走ればちょうど30分になると判断し、午後12時ちょうどを目指す。
一方、城島は昼食を済ませ、食事にかかった時間を「15分」と予想。現在時刻を「午後12時」と判断し、2回目の時間報告。実際の時間は…「午後12時3分30秒」。
そして30分走り終えた達也も「午後12時」の時間報告。実際の時間は…「午後12時19分」でズレはさらに広がった!
次の時間報告は6時間後の「午後6時」。城島が知恵の輪で時間をつぶしていると、そこへ突然の来客…なんと福澤アナ! 城島にアドバイスをしに来たらしく、バッグから取り出したのは…原稿? 日本テレビの報道フロアから拝借したニュース原稿、これを読み終える時間を知れば、時間感覚の目安になるのではないかという。福澤は読み終える時間を「20秒」と予想、すると城島、「じゃあ、4イツキぐらいですね」と意味深な発言…。試しに福澤が読みはじめると、その横で城島「最近やってないなぁ…」と呟きながらゴルフスイングのマネをはじめ、腕を振り下ろす瞬間、握りこぶしでポーズ…「五木!」。イツキとは、五木ひろしのモノマネだった! その横で淡々と読み上げる福澤、そして20秒ピッタリで読み終えると、城島もピッタリ4イツキ!
その頃、達也は昼食がてら回転寿司屋に入り、寿司が1周する時間を計ることに。穴子の握りを目印に、目安はもちろんラジオ体操の3分。スタートと同時に体操をはじめる達也、隣のお客さんが不思議そうに見つめる…。そして半周したところで穴子が消えた? サラリーマンのお客さんが食べてしまった! そこで止む無く目印をマグロに変え、ようやく時間が計れた。達也は「5分40秒」と判断したが、実際には「6分」。ひとまず回転をチェックしながらの昼食、食べながらもベルトコンベヤーから目が離せない達也だが、それでもしっかり12皿を平らげた! そして外へ出てからは太陽の位置を気にするが、予想時刻より太陽が低く感じられ、時間感覚が惑わされる…。
一方、城島と福澤アナ、今度はズームイン朝を想定したオープニングの「30秒」コメント。まずは福澤、挨拶にはじまり、身近な話題に触れ、そしておなじみ「朝一番は北海道に向かってズームイン!」…これでピッタリ30秒! 続いて城島が挑むが、合図を終えたところで「33秒」とオーバーしてしまった! 2人の緻密な時間調整は続く。
そして一通り終え、現在時刻を「午後4時」としたところで福澤アナは帰っていった。すると城島は何やら取り出し「最強の体内時計」と豪語するが…それは「ブッダ」だった! 実は、平成11年10月放送の「時計を持たずに24時間はわかるか!?」において、城島はブッダ1冊をほぼ20分で読みきり、驚異的な時間の目安となった。1冊「20分」の計算で6冊読んで「2時間」と予想。これで電話連絡の午後6時ピッタリを目指す!
その頃、達也はカラオケボックスにいた。現在時刻を「午後4時30分」とし、1曲「5分」の計算で18曲唄って1時間30分後の「午後6時」を目指す。まずは「MAGIC CHANNEL」(4分24秒)、軽快に唄う達也だが、ついコーラス部分を唄ってしまう…。さらに10曲目の「愛の嵐」(3分58秒)、「ETERNAL FLAME」(4分48秒)、「みんなでワーッハッハッ」(3分27秒)と次々唄い上げていく。
一方、城島は6冊を読み終え、現在時刻を「午後6時」と判断して3回目の電話連絡。果たして、実際の時刻は何時になっているのか?
その頃、カラオケボックスの達也はいつの間にか眠ってしまった! 選んだ曲が次々と流れ、18曲目に突入するも一向に起きようとしない。
一方、城島は午後8時の達也の到着に合わせて夕食の準備にとりかかっていた。味見するが、どうも一味物足りない…何が足りないのか? 城島は気づいた、「山口、君が足りないんだ!」。そして準備が整い、ここで時刻を「午後7時50分」と予想。
その頃、肝心の達也は18曲すべて流れ、しばらくしてようやく目覚めた! 慌てて起き上がり「午後6時」の電話連絡を入れるが、寝過ごして1時間以上経ってしまったのではないかと不安…不覚の大遅刻か?
そして城島の現在時刻はついに「午後8時」に到達! あとは達也を待つばかり。
カラオケボックスを急いで飛び出した達也、辺りは既に真っ暗! 城島のマンションまで残り4kmの道程を急ぐ。
そしてようやく城島のマンションに到着! 中には待ちくたびれた城島の姿…。達也が「午後8時だよ」と告げると、対する城島は「もう午後9時やで!」と反発! そこで117番にかけて時報の確認…いったい何時なのか? 受話器を取る城島、「午後9時58分?」、達也が改めて聞いてみると、「午後7時58分40秒」だった! 達也は「−1分20秒」の差でほぼピッタリ!
1時間オーバーの城島、その原因はブッダにあった…以前読んだこともあり、1冊20分のところ実際には10分しか経っておらず、6冊2時間の予想は半分の1時間しか経過していなかった。
これにて実験終了! 2人はほぼ定刻どおりに、城島手作りのクリームシチューとステーキを食べはじめた。
<放送されなかったロケエピソード>
城島のもとを訪れた福澤アナ、20秒のニュース原稿、ズームイン朝の30秒コメント、実はこれ以外にもう1つの方法を伝授していた。相手に物事を伝える場合、その1つ1つのメッセージはちょうど「3秒」で伝えることが出来るという…例えば、「私は今、時計をしていません」、「この部屋の空気はよどんでいます」、「リーダーは今、赤いジャージーを着ています」など、このような文章を5つ続けて言えば、1つにつき3秒、合計15秒となる計算。そこで福澤アナがやってみると、本当に「15秒」ピッタリ! そして城島がやってみたところ、20秒で5秒オーバーしてしまった。プロのアナウンサーの正確さに、ただ驚くばかりの城島であった。一方、屋外実験に挑んだ達也、外での実験は意外にも周囲の状況に惑わされ、何度も時間感覚が狂いそうになった。スタート早々、歩いている幼稚園児を見かけ、「もう9時になったの?」と時間を見失い、小学生が通り過ぎると、お昼前と予想していたはずが「この時間は学校じゃないの? もしかしてもう夕方?」といった具合に感覚が狂わされ、さらにこの日はほとんど曇り空で予測も困難だった。
だが、そんな厳しい状況でも達也は様々な驚異の感覚を見せつけた。午前11時30分と予想して立ち寄った3kmのジョギングコース、ここを30分かけてゆっくり走ろうと決め、宣言どおりほぼ「30分」で完走! また、実は途中の公園に寄り、午後2時50分と予想していた達也は「今から10分間、遊びます」と言って園内で遊びはじめた。ブランコに乗り、近くにいた子供と三輪車で遊び、そしてピタッと遊びを止めると…なんと「9分30秒」と、ここでもほぼ宣言どおりとなった!
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| イントネーション克服大作戦!! | ||
<企画説明>
「イントネーション」…それは話すときに発する声の高さの変動だが、言葉の中のアクセントによって話の印象や内容が変わってくることもある。例えば「雨」と読むのを「飴」と発すると異なった意味になり、同様に「橋」は「箸」、「亀」は「瓶」となる。さらに地域によっても変わり、文章1つをとっても全国各地に様々なイントネーションが伝統的に存在する。
そして戦後、報道や教育の現場では統一した約束事として「共通語」を導入し、アナウンサーや接客業、サービス業などに携わる人にとって大切なコミュニケーションの手段となっている。しかし、その共通語をキチンと身につけられずに不安を抱く人たちもいる…そこで番組で呼びかけたところ、全国から「526通」もの応募があった!
ならばやってみよう!
イントネーション克服大作戦!!東京駅へやってきた城島、待ち合わせ場所に向かうと、現れたのは今回克服に挑む対馬留美さん(18歳)、青森県で生まれ、現在も青森市内の大学に通っている。看護婦を目指して勉強中の彼女には、「看護婦になって東京の病院で働きたい!」という夢があり、この機会に克服したいと願う。
一方、同じく東京駅で待つ長瀬のもとへ現れたのは、山本哲くん(22歳)、茨城出身・茨城在住で将来は役者になりたいという。そこで早速、長瀬からの特別課題…ドラマ「サイコメトラーEIJI 2」の1シーンの台詞を2人で読んでみる。緊迫したシーンのはずだが、どうも緊張感が伝わってこない…。
そんな2人にそれぞれ城島と長瀬がサポートにつき、いろんな方法を模索しながらイントネーションの克服に挑む!
果たして、2人は課題をクリアし、夢への第一歩を踏み出せるのか?
< 結 果 >とある一室にて、まずは2人それぞれに課題となる例題文が渡された。
青森の対馬さんへの課題はエッセイの一文…
遠い北国から来た少女。自転車に乗り橋を渡る。「怖くない?」と尋ねたら 「怖くない!」と答えた。しんしんと降る雪の中彼女の想いが熱く感じられる。
この文章の朗読に挑む対馬さん、共通語としてイントネーションが正しいかどうかは、パソコンが「音声入力ソフト」で判断。マイクを通じて話した言葉が画面上に写し出され自動的に文字変換される仕組みだが、これは共通語対応のシステムであるため、アクセントが違うと別の言葉として文字変換されてしまう。
果たしてどうなるか? 対馬さん、深呼吸して挑戦!
とう多い北国から症状。指定車に乗り橋を渡る。「5枠内?」と尋ねたら「5枠内!」と答えた。新進党冬雪7課鹿の頭の想いが熱く漢字られる。
例題文に対し、10ヶ所の誤入力があった。城島が再度聴いてみると、彼女は「怖くない?」を「ごわくない?」と発音しており、奈良出身の城島も言葉の難しさを実感。
一方、茨城の山本くんへの課題はニュース原稿の一文…
21世紀。世界の端に位置する日本でワールドカップが行われる。
世界という 未知なる厚い壁に挑む。選手たちのプレッシャーがひしひしと伝わってくる。緊張の汗を拭いながら山本くんが挑戦!
移住、1世紀。世界の、橋に1時ルンルン日本でワールドカップが行われる。
世界共有道なる対壁に胃飲む。1000宗達のフレッシュああんが石井氏とタワーってクール。こちらは11ヶ所の誤入力。これに長瀬は唖然…「軽く中国語みたいになってるよ」。
ここからは城島・対馬ペア、長瀬・山本ペアに分かれ、正しい音声入力を目指してそれぞれのポイント克服へと動き出す!
車で移動中の山本くんと長瀬、車内でも例題文をもとに特訓! まずは「21世紀」、語頭にアクセントをつける長瀬に対し、山本くんは逆に上がり調子になってしまう。2人で発音を何度も繰り返し、ここで長瀬が自信のある単語を尋ねると、山本くんは「カタツムリ」のイントネーションには自信があるらしく、確かに正しかった。
そして向かった先は浅草演芸ホール。楽屋を訪ねると、そこにいたのは落語家の桂平治さん。15年前に大分県から上京してイントネーションを学んだ経験を持つ、山本くんにとって恰好の先生。まずは平治さんの前で例題を読んでみると、「なるほどひどいねぇ」と笑顔での反面、内心かなり驚いた様子…。ここでみっちりと稽古に入る。平治さんの言葉に続いて山本くんが繰り返し、「21世紀」「世界という」と続くが、上がり調子のクセは中々直らない…。
一方、対馬さんと城島は観光バスでおなじみ「はとバス」のガイドさんを訪ねた。対馬さんが例題文を読み上げると、3人のガイドさんは単語1つ1つの細かいイントネーションに手振りを交えて教えてくれた。噛み砕くように発音すると上手くいく対馬さんだが、続けて発音すると元に戻ってしまう。彼女の特徴は…「津軽弁」「語尾が上がる」「滑舌が悪い」「声が小さい」などといったアクセントの違いにくわえ、発する言葉に自信が持てないのも問題。ここでガイドさんがどのようにして正しいイントネーションをマスターしたのかを尋ねると、「アクセント辞典」なるものを教えてくれた。
その頃、山本くんは平治さん指導のもと次第に良くなってはきたが、自分の言葉で話し出すとすぐにアクセントが戻ってしまう。彼の特徴は…「茨城弁」「決まったイントネーションの形がない」「語尾がだんだん上がる」といったアクセントに対する意識が薄く、語尾の発音も大ざっぱ。最後に平治さんから専門の学校へ行くことを薦められ、山本くんが「(教えてもらって)良かったですね」と長瀬に語りかけると、「もう訛ってるよ」と平治さんから帰り際まで注意された! そして2人は「東京アクセント教室」なる学校を見つけ、早速行ってみることに。
一方、対馬さんと城島は紀伊国屋書店へやってきた。そこで見つけたのは「アクセント辞典」、単語1つ1つに対して分かりやすく「アクセント記号」が付いており、共通語のアクセントがすべて確認できるため、アナウンサーなど話のプロにも使われている。その場で見入る2人、奈良出身の城島もつい熟読!
その頃、山本くんと長瀬は「東京アクセント教室」へやってきた。ここでは日本語のイントネーションやアクセントを専門に教えており、小森法孝先生はアナウンサーや役者として活躍中の人も数多く指導してきた。山本くんが例題文を読んでみると、小森先生の分析がはじまった…山本くんは最初から高い音を発する単語が苦手で、これは茨城県出身の人に多い特徴だという。
言葉のアクセントは幼い頃、育った地域によりほぼ決まる。各地域によってアクセントの特徴は様々だが、そもそもアクセントの概念は京都・大阪が発祥、そこから全国に伝わり「京阪式」「東京式」といった2つの流れになった。ところが茨城県などは「無アクセント地域」といわれ、その概念が上手く伝わらず型が崩壊してしまった地域。そのためアクセントが意識され辛かったのだ。
まず先生は例題文の紙にアクセントの記号を付けはじめた。アクセントを理解するには、単語1つ1つの音の高低を意識することが必要。山本くんが特に苦手なのは、「21世紀」「世界の」「位置する」「未知なる」「選手達の」「ひしひしと」といった高い音から発する単語。続いて先生の指導、音の高低を強調して発し、同時に手をかざして高低に合わせて手を上下させる。練習の際にはこの方法でゆっくり発するほうが分かりやすく、これが次第に慣れてくると普段のイントネーションも良くなってくるという。
一方、対馬さんと城島は例題文の単語1つ1つにアクセント記号を書き足し、すべてのアクセントを把握する。中でも不安なのは、疑問の場合の「怖くない?」と、言い切る場合の「怖くない!」、この2つの違い。そして対馬さんが記号に沿って読み上げると、ここで城島は気づいた…一番の欠点は津軽弁ではなく、「自信のなさ」ではないかという。自分に自信を持たなければ、看護婦になって患者さんとのコミュニケーションも上手くとれない。城島のサポートを受けながら対馬さんは繰り返し練習に励む!
その頃、アクセント教室の山本くんは例題文を繰り返し読んで徐々に上達してきた。先生によると、山本くんは音感がまだしっかりと身についていないため、例えば「♪夕やーけ小やけーの にじゅういっせーきー」といった具合に、「赤とんぼ」の部分に似た旋律の「21世紀」を当てはめて唄うことで、音感が身につきやすいという。そこで長瀬が「歌でやってみる?」と思いつき、「そうですね」と応える山本くんだが、またも自然に語尾が上がってしまいここでも先生に注意を受けた!
2人はカラオケボックスへ向かい、唄って叩き込むことに。まずは先生に教わった「赤とんぼ」、続いて「何度も夢の中で繰り返すラブ・ソング」、この歌に強引に当てはめてみる。「♪何度も夢の中で…」の部分に苦手な「♪世界の…」に変えて唄ってみるが、あまり効率は上がらず、長瀬は気づいた…「これをやっていたら時間がかかってしょうがない!」、そして思いついた…「自分たちで作曲しちゃおうか?」
一方、特訓中の対馬さんと城島、最も不安な「怖くない?」「怖くない!」の表現も次第にマスターし、最初の頃に比べてかなり上達してきた! だが、依然として残る「滑舌の悪さ」を何とかしなければならない。
その頃、山本くんと長瀬は音楽教室の「ミュージックスクールウッド」へやってきた。長瀬の提案は例題文のアクセントを音符に置き換え、ピアノで伴奏するというもの。古川友子先生にお願いし、ピアノレッスンがはじまった! 先生のピアノに合わせて言葉を発する山本くん、すると説明する先生も山本くんにつられて訛ってきた…と思ったら、先生も茨城出身だった! この方法は山本くんにとって身につきやすく、次第に調子を上げてきた。そして一息ついたところで山本くんと先生による同郷人の会話がはじまった。すると山本くんの言葉が訛りはじめ、2人に割って入る長瀬…「今までやってきたことが水の泡になってしまいますんで…」。
一方、対馬さんと城島は「劇団俳協」の稽古場へやってきた。城島は彼女に自信をつけてもらい、滑舌の悪さを克服するためにこの場を選んだ。劇団員の発声練習に参加させてもらい、先導役の声に続いて全員で発声。すると今度は対馬さんが先導役を任された。この役は特に大声を出さなくてはならないが、照れくさそうな対馬さんは中々出ない。すると先生の平松広和さんからアドバイス…自信を持って発声するには、お腹から押し出すように声を出し、さらに笑顔で発声すること。そして再び挑むと、自然と照れくささが消え、大声が出るようになった!
その頃、ピアノレッスンの山本くんに新たな壁が立ちはだかった…「ひ」と「し」が重なると発音しづらく、「ひしひしと」が上手く言えない。そこで先生から「し」を素早く発するようアドバイスを受けると、次第に言えるようになってきた!
山本くんにも自信がつき、ここで再び音声入力に挑戦! イントネーション克服の検定…成功なるか?
21世紀。世界の端に位置する日本でワールドカップが行われる。世界という
未知なる厚い壁に挑む。選手たちのプレッシャーがと、ここまで順調に解読され、続いて問題の「ひしひしと伝わってくる」だが、次の瞬間、長瀬が思いっきりずっこけた! なんと、「日CCCと次する伝わって来る」と変換されてしまった! 再び練習する山本くん、最大の壁を乗り越えられるのか?
一方、対馬さんも細かいチェックを終え、団員の皆さんが見守る中、音声入力に挑む!
遠い北国から来た少女。自転車に乗り橋を渡る。「怖くない?」と尋ねたら
「怖くない!」と答えた。しんしんと降る雪の中彼女の想いが熱く感じられる。2度目の挑戦にして音声入力成功! 団員の皆さんからも温かい拍手が沸き起こった!
残るは山本くん、苦手な発音を何度も繰り返し練習し、3度目の挑戦!「…選手達のプレッシャーが」まで順調に進み、そして最後の難関…「ひしひしと伝わって来る」と無事に変換され山本くんも見事成功! 長瀬と古川先生も一安心。感想を語る山本くん、「やれば出来る…」と言った瞬間、気を抜いて訛りが戻っていた!
キレイなイントネーションは自信を持って自分を表現するための大切な手段、2人の夢への挑戦ははじまったばかり!
日本音調教育研究会 東京アクセント教室
TEL:03-3982-2320<放送されなかったロケエピソード>
今回参加した対馬さん、彼女の出身は青森県西津軽郡木造町であるが、同じ青森県でも言葉に若干の違いがあり、現在住んでいる青森市内でも話が伝わらないことがあるという。そのため、看護実習では実際に患者さんのケアをしているが、話が伝わらないことがあり常に不安だった。だが、今回の特訓で「自信を持つ」ことの大切さを知り、それ以来、明るく積極的になったという。一方、移動中も特訓に励んでいた山本くんと長瀬、はじめは自信を持ってアドバイスしていた長瀬だが、次第に山本くんの上がり調子の語尾につられ、ついにそのイントネーションが移ってしまった! 山本くんに「茨城に来ても通用しますよ!」と太鼓判を押され、複雑な面持ちの長瀬だった。
